釣りはままならないものである。だから「だから釣れなくとも良し・・・ 釣れれば尚良し!」20年ぶりのフライフッシング。管理釣り場「戸神の池」に行ってきた!
いや~行ってきましたよ、20年ぶりのフライフィッシング。
本当に久しぶりなので、昔、何度も行った「戸神の池」に向かいました。
蒲郡から車でR151・R257経由で目的地の北設楽郡設楽町まで約2時間。
到着したのは、AM8:30頃でした。
受付を済ませ、釣り場に向かうのですが、もう既に10組以上の釣り人がいました。
行ったのは平日なのに、この人の多さ。
昨今の釣りブームを感じた瞬間です。
なんとか、1カ所だけ場所が空いていたので、そこで準備開始。
フライフィッシングはとてもシステマチックな釣りなんです。
フライロッド+フライリール+フライライン+リーダーという独特のシステムは、フライのサイズと釣り場に合わせてアジャストしていきます。
早く釣りをしたいという気持ちを抑えて、この管理釣り場にあったシステムを考えながらリーダーやティペットの長さを決めます。
ここの放流されているマス達は、スレて賢い良型の魚ばかりと聞きます。
ここはドライフライかウェットフライか攻略の糸口を模索します。
なにせ20年ぶりのフライフッシングですから。
ちなみに戸神の池で放流されている魚種は、レインボートラウト、ブラウントラウト、イワナ、アマゴ、ホウライマスなどが放流されています。
準備完了、早速キャスティング開始。
この日のためにかなり練習してきましたので、スムーズにスタートできると思いきや・・・・
気をとり直して、再びキャストし直すと、
今度は・・・・
リーダーとティペットが、すぐにこんがらがります。
竿を振って解こうとすると、これがまた絶対に直りません。
まさに、練習でできても本番ではできない現実。
20年ぶりの洗礼を受けましたね。
トラブル続きで4時間、魚からの応答は全くありませんでした。
でも、こんな時に思い出すのが、開高健氏のあの言葉なんです。
魚からの応答があるまでひたすら答えを探し続ける。
この答え探しが楽しくもあるんです。
4時間後、
最初は、インジケーターフィッシングで魚を狙います。
表層、中層、ボトムのどのタナにその時の魚がいるかを探すために、それぞれインジケーターの位置やフライの重さの調整して、順々に探りを入れます。
あと基本的に同じフライを同じ方法で繰り返し見せると、魚はフライに対してあまり反応しなくなる性質があります。
なので、その日の天候や気温などを考えながらフライパターンをコマめに替えていきます。
また、同じフライで投げる方向を変えるだけであっさり釣れることもあるので、方向もある一定回数をキャストすると変えてみます。
そして、それらの工夫を繰り返しながら、何パターン、何十、何百のパターンを試しても、魚の応答がなければ、時には対岸のポイントに移るなど、釣る場所そのものを変えます。
突然の爆釣
突然マーカーが、グググっと沈み込み、数秒まってあたりを取ると元気なニジマスが釣れました。
そこからは、投げる度に必ずあたりがあり、連続で釣れ始めました。
どうやらこの日は、場所が問題だったようです。
よく水通しの良いところは釣れるとか、太陽の向きで魚の活性が変わると言われますが、この時移動した場所が、水を循環させるための水車が回っている場所でしたし、小雨が降り始めたタイミングもあったと思います。
守田 智司
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