夏期講習テキストを何回も解き直そう!

 

おはようございます、子供達のやる気を引き出し、彼らと未来を共に歩む未来義塾の守田です。

 

中3生は、夏期講習会が終了しましたが、もう一度夏期講習会のテキストのやり直しをしましょう。

 

いろんな問題集に手を出す生徒がいますが、何冊も解くという「量」ではなく、同じ問題集、ここでは夏期講習テキスト1冊を何度も解いて理解を深める「質」の方が大切です。

 

1度解いた問題でも、次に2回目も解けるとは限りません。

 

良くありがちなのは、ただ答え合わせで終わるパターンが多いのです。

 

本当の力を付けるためには、やはり演習後の解説を読み込んだ二回目の復習が大切となります。

 

また、”授業中にわかった気になっていたのに、実際帰宅していざ解き直そうとすると出来ない”という声をよく聞きます。

 

 

 

授業中、先生が解き方の説明や解説をしている時というのは、生徒達が理解しやすいように、事前につまづきそうな箇所を丁寧に説明しています。

 

食事に例えるなら、食べ物(問題)をよく切れるナイフで食べやすい大きさに切ってもらい、無理なく呑み込める状態にしてもらっています。

 

でも、いざ帰宅して自分でナイフを取り出し、細かく切ろうとすると、全然切り刻むことが出来ないことに気付かされます。

 

そこで、自分のナイフの切れ味を鋭くする研磨の作業が必要になるのです。

 

 

 

それが、もう一度講習会での授業内容を振り返り、じっくり解き直すことなんですね。

 

その際に大切なのが、説明や解説のポイントをじっくり読むこと。

 

そうすることで、食べ物(問題)をよく噛んで、栄養に変えることができるようになるのです。

 

テキストを1回しか解いていないのは、「消化不良」の状態であることを忘れないで下さい。

 

 

 

 

2回目の解き直しから「弱点ノート」を作ること!

 

 

志望校に合格する生徒の共通点は、入試当日までに着実に弱点を克服し力を付けた生徒です。

 

そういった点で、自分の弱点やまだ学習が不十分な箇所を克服していく必要があります。

 

そのために・・・・

 

夏期講習テキストの2回目の解き直しから勧めたいのが、問題演習で見つかった弱点・課題とその対策をまとめた「弱点ノート」を作ることです。

 

弱点ノートを作ることで、自分のウィークポイントを管理しやすくなり、何度も見直して弱点を克服しやすくなります。

 

 

 

 

点数の低い科目、単元や平均点の割に点数が取れていない科目は、今後勉強すべき部分です。

 

苦手科目は、本番で致命傷になりかねないので、得意を伸ばすより、こうやって「弱点ノート」を作ることで、不得意科目や単元をなくすことが重要です。

 

 

 

「できないこと」の可視化

 

 

自分の苦手科目や苦手単元を書き出して見える化をして、そこを徹底的に復習し直します。

 

例えば、夏期講習テキストの目次をコピーして、各単元ごとに自分の理解度や到達度などを〇や✖など付けるといいですね。

 

 

 

 

今日は、夏期講習のテキスト1冊を何度も繰り返し解き直すことの大切さをお伝えしました。

 

是非、参考にしてもらい、残りの夏休みの勉強に役立てて下さい。

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。