令和元年度中学校卒業見込者の進路希望状況調査 第2回 三河地区をまとめてみたよ!

 

 

おはようございます、蒲郡市にある、「個別指導」と「小集団指導」の両方の良さを取り入れた指導法を実践している未来義塾の守田です。

 

先週の金曜日12月20日、愛知県教育委員会は、来年3月に卒業見込みの中3生の第2回進路希望状況の調査結果を発表しましたね。

 

今日は、第2回進路希望調査について、蒲郡市から通学できる三河地区限定の高校について私なりにまとめてみました。受験生を持つご家庭のお役に立てれば幸いです。

 

 

全体的には・・・・

今回の第2回進学希望率を見てみると、公立高校への進学希望率は1.3ポイント減の67.0%。これで公立高校への進学希望者は四年連続で減少していることになります。

 

また私立高校に関しては、0.9ポイント増の21.4%で、3年連続で増加しています。

 

やはりこれは、2020年度の大学入試制度改革の影響で、先行き不透明な大学受験に対して不安を感じた人達が、私立高校への進学を希望したのではないでしょうか?

 

 

令和元年度中学校卒業見込者の進路希望状況調査ー第2回ー

定員第1回倍率第2回倍率今春倍率
岡崎4001.681.621.51
刈谷4002.351.951.57
時習館3201.781.751.57
西尾3601.991.811.63
岡崎北3602.702.282.13
豊橋東3202.021.731.37
刈谷北3203.512.882.10
国府2802.762.281.98
豊丘2004.503.762.64
安城東3601.411.311.24
岡崎西3603.162.372.43
小坂井2403.923.382.37
安城2403.883.332.96
豊橋南2402.102.022.10
蒲郡東2001.331.451.57
豊橋西2003.313.00
成章1202.702.131.86
御津1202.002.142.35
幸田2401.661.781.97
蒲郡2402.802.401.79

 

 

赤字表記は、今春の倍率と今回の第2回倍率と比較したときに、その差が0.3以上第2回倍率が高い場合赤字表記としました。

 

青字表記の高校は、令和2年度に1クラス(40人)定員減を決定した高校です。

 

 

今回の発表を見て、いくつか気になる高校に関してコメントしてみたいと思います。

 

刈谷高校は、

昨年の最終倍率1.57と今回の第2回志望倍率との差が0.3以上あり、第2回の倍率が高いと感じている人もいると思います。

 

しかし、過去5年間の最終倍率では、去年が1.57で一番低かったので、今年はこのままでいくと2018年の1.76倍程度になるのではないかと予想しています。

 

 

 

刈谷北高校は、

定員を40人程減らし、刈谷高校が例年並みの倍率まで上がるとなると過去最高の倍率高になると予想されています。

 

過去5年間の倍率でも、今春の2.10が最も高かったので、それを上回る倍率になると予想されます。

 

刈谷北高校を第1志望に考えている生徒は、例年以上の競争だと覚悟し、更なる勉強に打ち込んで下さい。

 

 

 

豊丘高校、小坂井高校は

この2つの高校は、1クラス減らしたことにより、今回の第2回倍率と今春倍率を比較すると、今回の第2回倍率が非常に高い値となっています。

 

第3回の志望調査でどれぐらい下がるか?予想がつきませんが、やはりこの2つの高校の倍率は、過去5年間で一番高い倍率になりそうです。

 

 

 

蒲郡高校・豊橋西高校は

あと、私の以前の予想に反して、蒲郡高校の倍率が高いですね。例年1.73程度ですが、今回の倍率が2.4ですから2016年の2.41と同じくらいになる可能性があります。

 

豊橋西高校は、総合学科へと変わる期待から、倍率が高くなっていますね。

 

受験生の持つご家庭の皆さんの進路を考える参考になればと思います。

 

それでは、今日はこの辺で失礼致します。

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。