猛暑、熱中症対策のために小中学校のエアコン設置を検討すべきだと思う!

 

おはようございます、未来義塾の守田です。連日の猛暑、塾の目の前の中ノ坊公園で昼中遊んでいる子供なんて誰1人いませんね。

 

そして、昨日の新聞記事を見て驚きました。なんと、熱中症の症状で16~22日の1週間に救急搬送された人数が全国で2万2647人。1週間分の集計を始めた2008年以降では最多となったそうです。

 

最近1週間の都道府県別搬送者数だと、最多が東京都が1979人で、愛知県は二番目の1954人。気象庁がいうところの最高気温日が30℃以上の日を真夏日で、35℃以上の日を猛暑日だそうです。

 

まさに、ここ数日愛知県は猛暑日ばかりが続いています。

 

 

私の中学生時代1978年7月の気温と比べてみました!

 

先日、中学生の同級生に久しぶり再会した時、こんな話が話題になりました。

 

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”中学の同級生のR君”] 守田、最近メチャクチャ暑いよね!でも、俺らが中学生の時は、もう少し気温が低くかったと思うんだけど! [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”MORITA”] 俺も、同じことを感じていたんだ。多分、俺たちの時は、35℃を越えることは、あまりなくて、せいぜい32℃~34℃ぐらいじゃなかったかな?[/speech_bubble]

 

そして、早速、私達が中学生だった1978年7月名古屋の気温をググッてみると、7月、1ヶ月間で35℃を越える日は、3日間だけ。それも最高気温は、35.1℃でした。

 

その後、今年2018年7月名古屋の気温を調べてみると・・・・・・

 

7月14日以降、毎日が35℃を越える猛暑日が続き10日間続き、最高気温は、39.6℃。私達の中学時代、今から40年前と比べて、少なくとも3℃から4℃程度は高いようです。

 

 

 

 

そして、この結果から友人がこんなことを言いました。

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”中学の同級生のR君”] そうすると,今の小中学生はかわいそうだよね。だってさ、俺らの時代は学校にエアコンが無いのが当たり前だったけど、これだけ気温が上がってきたのにもかかわらず、未だにエアコンも無いなんて・・・そりゃ熱中症だって出るよなぁ~ ![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”MORITA”]小中学校の 実際のエアコンの設置率はどれくらいなんだろう?蒲郡では、聞かんよなぁ~。でも、俺たちが中学生の時は、”部活で水飲むなぁ~”とか、”足腰を鍛えるためだ!”とかいってわけのわからないウサギ跳びとかやらされたじゃん![/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”中学の同級生のR君”] 俺たちの小中学生の時の常識は、現在の非常識だということだよ。それにしても、エアコンは小中学校に設置した方がいいよね!それから、耐震対策![/speech_bubble]

 

友人と別れた後、気になって愛知県における小中学校のエアコン設置率調べてみました。全国平均設置率は、公立小中学校の場合、1998年は3.7%だったものが、2017年の調査では49.6%にまで上昇しているようだ。

 

 

日本全体の平均は49.6%、愛知県は35.7%がエアコン設置率。

設置率がもっとも高いのは東京都で、ほぼ100%!次が香川県で、97.7%。逆に、愛媛県は5.9%で、長崎県、静岡県、奈良県などは設置率が10%未満。

 

初めて自分で調べてみて、驚きました、ここまで各都道府県によってエアコン設置率の格差が大きいとは思いもしていませんでした。そして、我が愛知県は、35、7%と平均を下回る結果に・・・・・

 

じゃ設置すればいいじゃん。と思うのですが・・・エアコン設置には、多額な財政負担がかかり、自治体でエアコン設置が進まないのが現状。

 

個人的には、是非設置して欲しいと思うのですが、そう簡単にはいかないようです。

 

国が「学校施設環境改善交付金」としてエアコンの設置には3分の1の額を補助してくれるそうですが、23日の大村秀章知事の記者会見では、今年度に空調設備の申請をした県内67校は1校も認められなかったそうです。

 

この猛暑は、気象庁がいっているようにもう「災害に匹敵する」というレベル!早急に検討し、対応していかなければならない課題だと思います。

 

備えあれば憂い無し。税金の使い方も、耐震やこういった子供達の命を守るエアコン設置などに使って欲しいもです。

 

何かが起こってからでは遅い。「我々の子供の頃の常識は、非常識」だと考えさせられる今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。