愛知県2025年度から「中高一貫教育」の導入検討!❷

 

今日のブログは、前回の続きで候補に挙がっている中高一貫校の検討案についてお伝えしていきます。

 

 

検討案についてお伝えする前に・・・

 

中高一貫校について少し説明をしておきたいと思います。

 

1998年の学校教育法の改正により、中高一貫教育が制度化され、公立高校でも導入が可能になりました。

 

中高6年間での計画的・継続的な教育で、 生徒の個性や創造性を伸ばすことが目的なんですが、

 

受験の低年齢化が進むとの指摘もあったりします。

 

それから、中高一貫校には実は2種類あり、枠組みとして、

 

MORITA先生
MORITA先生
➊中高が一つの学校組織となる「中等教育学校」例えば、海陽学園、南山、金城など。だから高校からの募集はなく、中高6年一貫コース。

 

もう1つは、

 

❷中高が別組織として併設される、例えば、東海高校がそれにあたり、付属中学から高校入試なしで進学する6年一貫コースと残りのクラスは高校受験を経て高校から3年コースの併設型。
MORITA先生
MORITA先生

 

今回、2025年度から、県立高校に内部進学が可能な中学校を設置する「中高一貫教育」の導入は❷の後者の併設型です。

 

 

第一次導入候補校 「併設型」検討案!

 

愛知県が附属中学校の新設を目指すのは、いずれも進学校で知られる、県立の明和高校、津島高校、半田高校、刈谷高校の4校。

 

この4校の検討案を表にまとめてみました。

 

 

 

・付属中学からの内部進学とともに、従来の入試で選抜される枠もある「併設型」

 

・4校では何も付属中学に普通科2学級を設け、中学入学時に作文や面接などで選考する案が軸となる。

 

・高校入試の枠は普通科に6~8学級を維持する方向。 

 

・明和には音楽科(1学級)があるが、ここにも中高一貫枠を数人程度、設ける方向で検討。

 

MORITA先生
MORITA先生
1学級40人とすると附属中が2学級なので80人程度‼刈谷高校で考えると高校入試を受験して入学してくる生徒が、8学級なので320人。合計400人となるわけです。

 

それから、こんな声も見かけました。

 

明和高校の音楽科の中高一貫はうらやましい!。私立の音高は本当にお金がかかるし、レッスンの時間も言うほど多くない(趣味で週一で習っている人より少なかったりして)ので、結局は学校外でもレッスンを受けている。とにかく音楽は学費以外に色々とお金がかかるので、県立の中高一貫はありがたい。

 

参考になれば・・・

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。