“誰でもできること”を”誰にもできないほどの量”を継続したから結果を出せた!
今日は、中3生に授業の初めに伝える話をブログで掲載したいと思います。
前期中間テストも終わり、いよいよ中学校生活最後の夏の大会に向けて、部活動が本格的になるこの時期、キチンと毎日勉強を続けることの大切さを伝えたいと思っています。
テストが終わったから受験勉強が終わった訳ではなく、それ以上に夏休みに向けて今の勉強する習慣を崩さず、今まで以上に毎日の勉強をコツコツ積み上げていって欲しいのです。
そんなメッセージをイチロー選手の話を交えながらブログで語ります。
“誰でもできること”を”誰にもできないほどの量”を継続したから・・・
2016年8月イチロー選手は,100年を超える大リーグの歴史で、30人だけがたどり着いた3000安打という金字塔を打ち立てました。
彼の少年時代からの一つ一つの努力や練習の積み重ねが、今のイチロー選手を作っているということがよくわかります。
イチロー選手は、小学校高学年時代、学校が終わると毎日、父との町営伊勢山グラウンドでの練習のほかに、町内にあるバッティングセンターにほぼ毎日通い詰めていたそうです。また、この時、野球以外にも習字塾やそろばん塾、囲碁といったものもやっていたため、多忙を極めていたと思われます。
小学校卒業文集には、”365日中360日は、激しい練習をしています。だから1週間中で友達と遊べる時間は5~6時間です。”と書かれていました。
イチロー選手は、小学時代から圧倒的な量の練習していたのです。それも毎日。「10年後の仕事図鑑」という本で、堀江貴文さんがイチロー選手についてこんな風に語っていました。
イチロー選手は「“誰でもできること”を”誰にもできないほどの量”を継続したから結果を出せた」のだ。と・・・・
放課後のグラウンドでの練習も、町内にあるバッティングセンターでの練習も1日、2日であれば誰でもできます。でもコレが、365日中360日と、ほぼ毎日だとしたらどうでしょう?
年間300日。1週間に6日です。「なんだ、自分にもできそうだと思った人もいるかもしれません。」でも、考えてみてください。風邪をひいたり、ケガをしたり、修学旅行があったり、家族で親戚の家に行ったり・・・。
練習できない日もあったはずです。それでも毎日続けたイチロー選手。
私は、勉強においてどこの高校を目指すにあたっても、「日本で1番努力しなさいとか」も、「県内で1番努力しなさい」と言っているのではありません。ただ、やるべきことを毎日きちんと、徹底すれば道は拓けます。
但し、どこで勉強するのか?どれだけ勉強するのか?どうやって勉強するのか?などは、しっかりこだわって欲しいとも思っています。環境も方法も全てが大切だからです。
夢や目標を実現するのに、一足飛びの魔法なんてものは存在しません。
毎日続ける大変さは、私が一番分っています。昨年の7月3日から初めたブログの更新ももうすぐで丸1年になります。ブログを更新するのに、午前中のほとんどの時間を費やします。
今日も、このブログ記事を書き上げるのに3時間かかりました。こんなことを毎日、365日続けています。だから毎日続けることがどれだけ大変か分らないはずがありません。
そして、毎日続けるから力になることも、また成長できることも実感しています。今日は、中3生達に心は熱く、頭はクールに”毎日続けることの大切さ”を話をしたいと思います。
守田 智司
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