テストまで残り11日。土曜の午後、1人で自習室に来た中1のS君!

 

昨日、午後からの秋期講習会中

 

自習室の玄関から・・・

 

こんにちは、お願いします!

 

元気な声が聞こえてきました。

 

私は、その声の大きさから中1S君の声だとすぐにわかりました。

 

中1生のS君が自分から勉強しに来てくれたことに嬉しくなり、ついつい私の授業の声も大きくなってしまいました。

 

それから授業が終わり、自習室に行って学校の歴史のテキストを黙々と勉強しているS君に声をかけてみました。

 

「今日は、自分から1人で自転車に乗って勉強しに来たんだ。」

 

すると、S君は、

 

だってテストが近いじゃん。まだやれていない学校の歴史のテキストを全部終わらせようと思ってきました。

 

その言葉に、次のテストで点数を上げ、目標順位を達成したいという気持ちが私には十分伝わってきました。

 

私はつかさず、S君に

 

先生、こうしてS君が自分から土曜日の午後、自習室に来てテスト勉強に打ち込んでいる姿が見れて嬉しいと思ってるよ。だって、それてS君の成長だから。自分から学ぼうとする「自学力」をS君は、今身に付けようとしている。まさに、これが君にとっての成長なの。やはり、次のテストで心配なのは、国語かな?そうか国語か。
先月から「国語の学習」は授業進度に合わせ、その都度進めることをアドバイスしてきて、S君も意識してできているでしょう。後は、ここから2回目のやり直しと、漢字練習。漢字スキルの21~30は、もう一度コツコツ学校の宿題の漢字帳を使って自分で確認テストなどをチェックしておこう。あとことばのきまりは、今提出中だから、返却されたらすぐにやり直しをしていこう。頑張れよS君!

 

とテスト勉強に関するアドバイスをしました。

 

私自身、生徒が自分から行動したことに対して、生徒の良い点を発見し、

 

言葉にして伝えることが大切だと思っています。

 

また、アドバイスをすることで、生徒の不安を解消し、

 

生徒自身が「自分は何かできるかもしればい!」という自分自身の可能性を信じる働きかけをどんどんしていきたいのです。

 

これからの先行き不透明な社会を生きていかなければならない子供達が、

 

たくましく、強く、それでいてしなやかに生きていくためには、

 

S君のように、自ら行動する「自学力」を養っていかなければならないと思います。

 

数学にしても、英語にしても、そしてこれから重要だと言われているプログラミング教育など

 

「自学力」はその本質的な力、根っこになる力だと思います。

 

さぁ、テストまでの残り11日。

 

自習室を上手く利用し、テスト勉強共にがんばりましょう!

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。