2023年度 愛知県公立高校一般入試 「どうなるマークシート方式?」①

 

愛知県では、新中3生が受験する令和5年度(2023年度)入試から、公立高校一般入試で解答用紙をマークシートに変更されます。

 

一般入試の学力検査は、第1志望校のみで受検するので回数を2回から1回に。

 

2校に志願した場合は、学力検査の成績を第1志望校と第2志望校の両方で用いて校内順位を決定する。

 

このため、全校で同一の採点基準としなければならないので、学力検査の解答用紙をマークシートにするわけです。

 

しかし、このマークシート方式の導入については様々な意見が聞こえてきています。

 

受験者が、勘で、当てずっぽうで選んだ選択肢が、偶然に正解になることもある・・・と考えると、マークシートで本当に実力を測れるのかな?

 

マークシート方式の問題演習ばかりを繰り返すことによって、問題部分や空所や下線部にしか目が行かなくなり、問題文をじっくりと読んで思考したりすることをしなくなるんじゃないかな?

 

また。「空所の答えを覚えるだけ」になってしまったり、「問題の解答を選ぶ訓練をする」ことが勉強であると勘違いしてしまう可能性もありますよね。そういった意味で、マークシートは時代に逆行しているんじゃないだろうか!?

 

などマークシート方式の導入については、いろいろと戸惑いの声が上がっているようですね。

 

現在、マークシートの具体的な形式については、6月頃に公表する予定になっています。

 

なので、6月まではどのような形式になるかは発表されるまではわからないのが現状なんですが・・・

 

実際、他の自治体では東京都や神奈川県の導入例があるので、その導入例から愛知県のマークシートについてどうなるのか?を考えてみましょう。

 

MORITA先生
MORITA先生
神奈川県の公立高校入試では、平成29年度入学者選抜より学力検査でマークシート方式が導入されています。まずは、下の写真は、令和3年度の数学の解答用紙です。

 

 

 

ムムム・・

 

(;-ω)ウーン

 

マークシートの解答欄に記述式の解答欄が!?

 

この続きは、次回のブログで紹介。

 

 

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。