「笑顔になるには真顔になる瞬間が必要だ!」1年後の笑顔未来に出会うために・・・
おはようございます。今朝、1時間掛けて5kmウォーキングしながらいろんなことを自問自答した。
今日のブログは、55歳になった1年後の自分に宛て書きたいと思う。
今の決意を言葉にして残しておきたいと思ったからだ。
2016年春、高校の合格発表日。
高校の門をくぐり、車を停めて深呼吸をしてから覚悟を決めてドアを開けた。
そして、合格発表の掲示版に向かって歩き出した。
上がっていく心臓の鼓動、決して目をそらさないように、掲示版の番号を目に焼き付ける。
無数の受験番号の中から、生徒の受験番号が飛び込んでくるまに数秒。でも、毎回そうだその数秒がなんと長いことか。
「相手校に合格」
突き刺さる現実。全身は硬直し、こんなにも苦しくて、かき乱れる感情。この荒れ果てた、悔しい想いを3年経った今でも手放せない状態でいる。
「誰それが、どこの高校に合格した」「どこの塾がどの高校に何名合格した」なんてことなんてそれから全く興味がなくなった。
「うちの生徒を合格させたい。」「もう誰も不合格にさせたくない。」このしがみついた想いを胸に刻み込んでこの3年間走り続けてきた。
どんな時も「選ばれなかった生徒の想い」「合格できなかったヤツの気持ち」を、「その時流した涙」を先生として忘れちゃいけないと思っている。
数年前までは、その重圧、心と身体に蓄積された疲労から受験が終わると放心状態になり、しばらく何もやりたくなかった。
でも、「反省を二度と後悔に変えたくない」と決意してから、受験が終わって何もしたくないなんて、思わなくなった。
今年もそうだ。
合格発表日の次の日から、新しい受験に向けての1日目が始まった。否、始めたのだ。
あと数日で平成の世が終わる。そして、新しい新年度が始まる。
1年後の合格発表の日に生徒達の笑顔に出会えるためには、今日も、明日も真顔が必要で、生ぬるい想いに中指を立ててぶち壊しながら前進していくしかない。
去年よりも今年は、当たり前の話だが、もっともっと私自身が学んでいく。
悔しさが、失敗だけが自身が成長する肥やしなのだ。
前進するためのは、昨日の自分、昨日の成功を否定していくことから始まる。
東京でも、大阪でも、福岡でも、札幌でも、学べる塾があれば、刺激を与えてくれる先生がいれば、頭を下げて学びたい。
しんどくても、険しくても足を運んで吸収して、学んで,学んで自塾を良くしていきたい。
生徒を合格させることができるなら、生徒達の夢を叶えることができるなら、なんでもやる。
本当にしんどいこと、本当に険しいことって、合格発表の日に掲示版に生徒の番号がなかった瞬間、俺何やっていたんだ?とうなだれた帰り道だったり、
成績が上がらず、突然「塾を辞めます」と御父母からかかってきた電話を受け取る瞬間だったりする。
だから、1年後の自分に伝えたい。
この1年もあの3年前の悔しさを忘れずに歩き出すよ。
とにかく、精一杯追い続けるよ。
我武者羅に、学んで1mmでも前進できるように頑張るよ。
生徒の笑顔未来に出会えるように。
守田 智司
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