文部科学省が発表した令和5年度大学入学者選抜の最新状況報告はどうだった!?

 

現在、大学の入学者選抜方法が多様化し、複雑化する中で、

 

国内のすべての大学や短期大学が行っている入学者選抜の最新の状況を取りまとめた報告が文部科学省から発表されました。

 

調査は全1,072大学を対象に行われ、令和5年7月10日から令和5年8月31日までの期間に実施。

 

【文部科学省】

クリックして20240319-mxt_daigakuc01-000034622_1.pdfにアクセス

 

 

大学全体の入学者選抜の実態

選抜区分数別でみると

一般選抜42.3%

学校推薦型選抜26.4%

総合型選抜17.8%

 

という内訳になりました。

 

学校推薦型選抜の種類を入学者数別でみると

公募型が

国立大学では99.0%、

公立大学では91.3%、

私立大学では22.4%

 

共通テストの利用に関して

 

一般選抜において共通テストを利用して合否判定する選抜区分

国立大学93.3%

公立大学96.7%

私立大学45.1%

一方、利用しない選抜区分は、

国公立とも0%

私立大学53.1%内容

 

共通テストを利用して合否判定する場合、一般選抜においては、

国立大学では7科目の利用

公立大学では7・4・6科目の利用

私立大学では2・3科目の利用が多い。

 

英語資格・検定試験の活用の実態タイトル

英語の資格・検定試験の活用がある選抜区分は、

一般選抜で25.1%

総合型選抜が33.6%

学校推薦型選抜が26.8%

 

一般選抜における活用方法としては、

国立大学では共通テストに換算(免除なし)が85.3%

公立大学では個別学力検査に加点が33.3%

私立大学では個別学力検査に換算(免除あり)が28.3%で最も多い結果に。

 

 

記述式問題等の出題の実態

国立大学では全体の99.4%

公立大学では98.8%

私立大学では39.8%

 

 

大学進学を考える高校生へのアドバイスとして

日本の国内総生産(GDP)は2023年、ドイツに抜かれて世界4位に転落しました。

GDPを決める重要な要素は人口ですが、日本ではその人口減少に歯止めがかからない状況。そんな中、人口減は教育環境にも顕著に表れ、高校にしても大学にしても生徒数が集まらず学校の再編や統廃合が進み、都市部と地方の差が出ている。

そういった背景の中、令和5年度の入試傾向を振り返ると、最近の傾向の通り、学校推薦型選抜と総合型選抜を合わせると、一般選抜型の割合(42.3%)を超える結果だった。

私立大学では定員を減らしながら、地元の高校への推薦枠を増やす動きがあり、この流れは、中学校と同様に、高校でも内申点を重視する傾向にある。

また、英語の外部資格が大学入試で重視されつつあり、英検やTOEIC、TOEFLなどの外部資格対策を早めに始めることが、難関大学への近道となっている。

 

こちらも参考に!

 

 

 

 

『入塾相談会』のご案内

 

日程:4月1日(月)~4月27日(土)

※各日曜日は休塾日ため相談会もお休みです。

時間:14:00~17:00(相談会は1時間程度)※土曜日は、14:00から実施します。

場所:みらい義塾

【募集人数】

※満席になり次第申し込みをストップします。

新小4~小6満席まで、各学年残り2名 

新中1満席まで、残り5名 → 残り3名

新中2満席まで、残り3名  →  満席となりました。ありがとう御座います。

新中3満席まで、残り3名  → 残り1名

 

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過去3年間の大学合格実積

同志社大学・大阪公立大学・愛知大学・Asia Pacific University of Technology & Innovation

 

 

 

高校進学説明会2024の一部公開!

毎年、中学3年生とその保護者の方々に向けて、未来義塾では愛知県公立高校の最新情報を提供する高校進学説明会を開催しています。

この説明会では、受験生の皆さんが進路についてより良く考える手助けをするために最新の入試データーに基づき、志望校の選び方や合格に向けた勉強方法などをわかりやすく説明し、受験生が受験に向けて具体的な計画を立てることができるようになることを目指しています。

 

今年は新たな試みとして、一部の高校進学説明会の一部を動画として一般公開することにしました。

一般公開する理由は、単純でこの取り組みを通じて、塾生以外の受験生やその保護者の皆様にもより多くの高校入試情報を得られる機会を提供したいと思ったからです。

動画にするこで、時間的制約のある方々にも入試情報を届けることが可能になりますからね。ぜひ、この動画を通じて有益な情報を広くお届けできることを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。