蒲郡市長選挙に行こう!日本の選挙の歴史と選挙の大切さを中学生達に伝えたくてブログに綴ったよ!

 

2023年10月8日、蒲郡市では任期満了に伴う市長選挙が行われました。

 

私は今朝、午前8時に投票に行ってきました。

 

今回の蒲郡市長選挙には、前回の2019年の選挙と同じ顔ぶれで立候補しました。

 

現職であり、2期目を目指すのは自民、立民、公明、国民から推薦された鈴木寿明氏(61歳)と、新人の英語塾経営をしている壁谷喜八郎さん(70歳)の2人。

 

前回の選挙では、投票者は2万3248人。

 

しかし、投票率は35.52%で、過去最低の数字でした。

 

実際、1998年の市長選挙の46.96%と比べ、11.44ポイントも低かったのです。

 

正直に言って、前回の低い投票率は、蒲郡市民の市政に対する関心の低さを示しています。

 

この事実は、私としては非常に残念に思います。

 

このような状況を踏まえて、「みんなでまちをつくりたい」という思いを込めて、

 

今日のブログでは、中学生たちに日本の選挙の歴史と選挙の大切さを伝え、彼らが選挙に対して興味を持つ手助けをしたいと思います。

 

 

日本の選挙の歴史

 

最初の選挙は、明治23年(1890年)に行われた制限選挙。

 

この選挙では、選挙権を持つことができるのは、男性で、25歳以上で、国税を15円以上納めている人たちだけでした。当時の有権者数は、約45万人で、人口のわずか1%しか選挙権を持っていませんでした。

 

その後、大正14年(1925年)には男性だけの普通選挙。

 

この改革により、男性全てが選挙権を持つことができるようになり、納税要件もなくなりました。当時の有権者数は、約1,200万人で、人口の約20%が選挙に参加できるようになりました。

 

そして、昭和20年(1945年)には男女平等の普通選挙が実現しました。

 

戦後、衆議院議員選挙法が改正され、男女平等の選挙制度が確立。さらに、選挙権の年齢要件も満20歳以上から満20歳以上に引き下げられました。この時期の有権者数は、約3,700万人で、人口の約50%が選挙に参加できるようになりました。

 

最後に、平成27年(2015年)には選挙権の年齢要件が再び変更され、選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられました。

 

これはなんと70年ぶりの変更で,これにより、若い世代も選挙に参加できるようになり、さらに多くの人々が政治に参加できるようになりました。

 

選挙の歴史を振り返ると、日本の選挙制度は時間とともに進化し、より多くの人々が参加できるようになったことが分かります。

 

それぞれの時代背景に合わせた改革が行われ、国民の声が反映されてきました。

 

 

選挙の大切さ

 

なぜ選挙が大切なのでしょうか?

 

まず第一に、選挙は民主主義の基本です。民主主義とは、国民が政府の方針やリーダーを選ぶ制度のことです。

 

選挙によって、国民は自分たちの代表を選び、政府の運営に関与する機会を持ちます。

 

これによって、政府は国民の声を反映させながら、国を運営する必要があります。

 

選挙を通じて、私たちの意見や関心事を政府に伝える手段が提供されているのです。

 

 

第二に、選挙は平等と公正を保つ重要な手段です。

 

平等な選挙を実施することで、全ての市民が平等に政治に参加できるようになります。

 

また、公正な選挙は不正や汚職を防ぐのに役立ちます。これによって、政府は国民の信頼を得て、国をより効果的に運営できるようになります。

 

 

最後に、選挙は私たちの未来に影響を与えます。

 

私たちの代表や政府の政策は、私たちの生活に大きな影響を及ぼします。

 

たとえば、教育、医療、環境、経済政策など、私たちの日常生活に関わる多くの問題が選挙で決まります。

 

したがって、私たちの声を通じて、将来の日本をどのようにしたいかを選び、方向を決定できるのです。

 

 

 

中学生の皆さんへ

選挙は、私たちの社会において非常に大切なものです。

 

それは、民主主義、平等、公正、そして私たちの未来に直結しています。

 

私たちが選挙に参加し、声を上げることで、より良い社会を築くために貢献できるのです。

 

将来、あなたたちも選挙に参加する機会が訪れます。

 

そのとき、自分の意見をしっかりと表現し、社会に変化をもたらす力を持ってください。

 

選挙は、私たちの力でより良い未来を築く手段の一つです。

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。