朝は4本足、昼は2本足、夕方は3本足になるものは何?
昨日も教室の床材を剥がし、新たな塾作りの一環として作業を進めました。
編集した動画もこのブログでご紹介します。
なぜ毎日DIYに取り組んでいるのかと言うと、2025年に向けて新しい塾を作りたいという強い思いがあるからです。
今日、その思いの根幹について少しお話ししたいと思います。
以前散歩中に、一本の杖を頼りにしながら、肩からショルダーバッグをぶら下げ、
90度に曲がった体をなんとか支えて歩いているおじいさんに出会いました。
年齢は80歳くらいでしょうか。
腰が90度に曲がっているため、前を見ることはできず、地面を見ながらゆっくりと、ゆっくりと一歩一歩歩いていました。
その姿を見ていると、ふと20年後の自分が重なりました。
もしかしたら、20年後の私は体力は衰え、歩くことさえままならない状態になっているかもしれません。
その瞬間、ふと古代から伝わる「スフィンクスの謎」が頭をよぎりました。
「朝は4本足、昼は2本足、夕方は3本足になるものは何か?」――
そう、人間の一生を表したこの謎の答えは「人間」です。
幼少期には四つん這いで這い、成人すれば二足歩行し、老年期には杖をついて歩くようになる。
20年後、私もその「夕方」を迎え、杖をついて歩くようになっているかもしれません。
やりたいことがあっても、体力的にもうできなくなっているかもしれない。
だからこそ、やるなら今しかないのだ、と。
「やるなら今しかない」――
人生は有限であり、無限ではないということを、目の前の光景と古の謎が強く訴えかけてきたように思います。
この気づきは、私にとって一種の覚悟のようなものです。
限られた時間の中で、何を成し遂げ、何を楽しむかをしっかりと見据えて、今を生き抜こうと強く心に誓いました。
守田 智司
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