二学期制と通知表について考える

 

 

蒲郡市は、二学期制となり最初の通知表が出るのは10月です。周りの市町村は、まだ3学期制ですから今月に最初の通知表が出ます。

 

3学期制の受験生は夏休みに入る前に現時点での通知表を確認できます。

 

第1志望校に対して自分の内申点が届いているか?否か?を7月の時点で解ることは凄く大切なことだと思います。

 

内申点が届いていなければ、「この夏、頑張ろう!」という気持ちに切り替え、上がっていない内申の科目を重点的に学習することもできます。早い時期に、今の自分の評価を知る事は、それだけその評価に対する対応を早くできるという事です。

 

2学期制の受験生の立場で考えると、10月になるまで受験生としての自分の内申点が分らないというのは、10月まで自分の評価が理解出来にくく、休み中に苦手分野を克服することが困難になるということです。

 

簡単に言えば、夏休み前に通知表が貰えないので、夏休み中に勉強するモチベーションが上がらないのは、受験生にとって大きなマイナスポントになります。

 

 

愛知県内の公立学校で二学期制を導入している市町村、また全体の内どの程度が現在二学期制を導入しているか?というと・・・

全校数

二学期制導入校数

割合

小 学 校

975校

182校

18.7%

中 学 校

418校

75校

17.9%

高等学校

164校

4校

2%

 

 

2017年12月豊橋教育委員会が、現行の2学期制を2020年度から3学期制にする方針を打ち立てました。

 

蒲郡市も同じ二学期制を2004年から導入していて、2007年から二学期制を導入した豊橋市が10年目を迎えたこの時期に3学期制へ復活するというニュースは、正直凄く興味深いものでした。

 

私は、蒲郡市も3学期制に戻すべきだとい思います。理由は、上記で述べたように通知表の回数が年2回に減ることで、生徒達の学習意欲の維持や学習状況の伝達などに課題が多く出ていると思うからです。

 

 

今、1979年から40年間続いたセンター試験が廃止され2020年度に、新たにスタートする「大学入学共通テスト」。そして、「新学習指導要領」小学校で全面実施。

 

少子化、高齢化、労働者不足、激しくこれからの社会が変化していく中で、新たな時代に活躍できる人材育成を目指して、戦後最大規模の教育改革が始まろうとしています。

 

そんな中、ゆとり教育を旗印に2004年から始まった二学期制がこれからの教育改革にマッチしているか?蒲郡市も、もう一度見直す時期に来ているのではないか?と思います。

 

 

しかし、中3生の受験生諸君、現行制度を今とやかくいっても制度そものが直ぐに変わるわけではないので、頭を切り換えて欲しいと思います。

 

今前期中間テストが望んでいないような結果だった生徒も、逆に言えば後半の前期期末テストで挽回するチャンスがまだ残されているという発想でこの夏休み行動してもらいたいと思います。

 

まだ、受験生としての通知表が出ていませんが、夏の努力が志望校合格という結果を引き寄せます。残り8ヶ月の中で、もっと勉強できる時期であり、最大のチャンスでもあります。頑張りましょう!

 

 

 

「2学期制とは?」

学校における1年間を2つの学期に分けて行うカリキュラムのことである。

2002年に公立小中学校及び高等学校の多くで毎週土曜日が休業日となり完全な週5日制となった。そのため、授業時間の見直しが必要となり、授業時間確保のために「2学期制」導入が検討されるようになった。

2学期制の導入時、3学期制にはない3つのメリットが期待されていた。

①授業時間を確保できる。(年間10時間~30時間程度)
②指導計画をゆったり組むことができる。
③1学期分のテストと通知表作成が1回分が減るので、先生の事務作業を減らすことができる。

 

 

 

 

 

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守田 智司

守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。