2024年10月8日 / 最終更新日時 : 2024年10月8日 守田 智司 シンガポール・マレーシア

【塾長マレーシア日記➂】プトラジャヤ・チャイナタウン

 

マレーシアは、15年連続で日本人が住みたい国「世界No.1」に選ばれている多文化都市。

 

古くはアジアとヨーロッパを結ぶ交差点として栄え、今もなお様々な文化や民族が共存しています。

 

今回は、そんなクアラルンプールに、娘の大学見学と再会を目的に訪れてきました。

 

本日のブログでは、そこでの旅行体験をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

プトラジャヤ

 

マレーシアを訪れた際、多くの美しいモスクがあることに気づきました。

 

イスラム建築の象徴ともいえる繊細な模様や、ドーム型の屋根、ミナレットの美しいシルエットには思わず息を呑みます。

 

特にピンクとブルーで彩られた2つのモスクが有名で、今回はその中でも「ピンクモスク」として知られるプトラジャヤのマスジッド・プトラを見学しました。

 

 

プトラジャヤはクアラルンプールから南に約25km、マレーシアの行政上の首都として1995年に開発が始まりました。

 

かつての第4代首相、マハティール氏の指導のもと、2001年には連邦直轄領となった新しい都市です。

 

この都市の中心に建つピンクモスクは、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのようなメルヘンな印象を与えてくれます。

 

 

 

モスク全体はバラ色の花崗岩で造られており、内部も美しいピンク一色。

 

イスラム美術を象徴するアラベスク模様が壁や天井に繰り返し描かれ、ピンク色の絨毯が敷かれた空間は、神聖でありながら温かみのある雰囲気でした。

 

 

なんと、この壮大な建築には約63億円もの費用がかけられているとのこと。

 

 

イスラム建築の美に浸りながら、そのスケールと精緻さに心を奪われた一日となりました。

 

 

 

チャイナタウン

 

クアラルンプールのチャイナタウンを訪れると、活気にあふれ、まるで迷路のような細い路地に古い町並みが広がっていました。

 

 

植民地時代の面影を残すこのエリアでは、屋台や露店が軒を連ね、朝5時から市場が開き、点心や軽食を楽しむことができます。

 

昼になると、プリプタリン通りは雑貨や靴を売る露天で埋め尽くされ、独特の雰囲気が漂っていました。

 

 

特に目を引いたのは、チャイナタウンを彩るウォールアート。

 

 

昔の歌手や人物を表現したエリアや、多目的アートスポットが点在しており、レトロな風情にアートが融合した街並みはとても魅力的でした。

 

 

さらに印象的だったのが、マレーシアの大型本屋「BookXcess」

 

 

2007年に開業したこの書店は、天井まで届く高い本棚にぎっしりと並べられた本が特徴的で、アーティスティックな空間が広がっています。

 

 

むき出しの階段と凸凹した本棚の組み合わせが、レトロでありながらも洗練された雰囲気を醸し出しており、そのコントラストに心を奪われました。

 

本好きにとって、まさに夢のような場所でした。

 

 

チャイナタウンの雑踏の中にも、こうしたアートや本の世界に触れる瞬間があり、一日中歩き回っても飽きることのないエリアでした。

 

 

 

マレーシア紹介！

 

  • 面積：約33万平方キロメートル（日本より一回り小さい）
  • 位置：東南アジアに位置する国
  • 首都：クアラルンプール（東南アジア有数の大都市）
  • 自然の魅力：
    • 世界最古の熱帯雨林（ボルネオ島）
    • 美しいアイランドリゾート
  • 食文化：
    • マレー料理、中国料理、インド料理が混在
    • 多様で豊かな味わい
  • 人口：約3300万人
    • マレー系：69%
    • 中国系：23%
    • インド系：7%
    • その他の少数民族も含む
  • 国旗：
    • 赤と白の13本のストライプ（独立当時の13州を象徴）
    • 月と星（イスラム教を象徴）
  • 宗教：
    • 国教はイスラム教
    • 仏教、ヒンドゥー教、キリスト教も信仰されており、宗教の自由が保障
  • 政治体制：立憲君主制（議会制民主主義）
    • 国王は象徴的な存在、政治的権限はほとんどない
  • 公用語：マレー語（英語も広く通用）
  • 通貨：マレーシアリンギット（MYR）
  • ビザ：観光目的での90日以内の滞在はビザ不要
  • 特徴：
    • 多様な文化と宗教を超えた共存
    • 人々は非常に優しい
    • 自然、文化、食の融合が訪問者に特別な体験を提供

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾／未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破！大学中は、バックパック１つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて｢大工｣を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き！作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。
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