還暦塾長の冒険!シンガポールを写真と動画で巡る旅【塾長シンガポール日記⑥】
還暦を迎え、娘に会うために旅立ったシンガポールとマレーシア。
20年ぶりの海外旅行ということで、期待と不安が入り混じった気持ちで出発しましたが、現地で新しい景色に触れるたびに心がときめき、ワクワクする感覚を再び味わうことができました。
一歩外に出てみた瞬間から新しい景色に心が踊り始めました。
まさか、これほどワクワクするとは思ってもみなかったんです。
今回の旅では、毎日、毎時間、足を踏み出すたびにこれまで見たことがない風景や感動が待っていて、本当に心が弾む経験でした。
おかげで、iPhoneには写真と動画がぎっしり!写真だけでも1000枚、そして動画もたくさん撮影してきました。
ということで、今日はシンガポール編!
皆さんに写真とともに歩いた景色の1つ1つをご紹介しようと思います。
チャンギ空港
シンガポールのチャンギ空港に降り立った瞬間、その美しさと規模に圧倒されました。
ここは、世界の空港ランキングで7年連続1位を誇るだけあり、まさに“空の王者”と呼ぶにふさわしい場所です。
空港の中心には、世界最大の屋内滝「レイン・ヴォルテックス」があり、その高さ40メートルから流れ落ちる水のカーテンは、まるで自然とテクノロジーの壮大な共演。
圧巻の景色に思わず足を止めて見入ってしまいました。
屋内庭園の緑や、映画館、プールといった施設の充実ぶりもすばらしく、ただの空港という枠を超えた空間。
旅の始まりを、こんなに感動的に迎えられるなんて、予想を超える体験でした。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
※空中散歩の動画です。
クラウドフォレスト
シンガポールの「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」の中で、私の心を最も鷲掴みにしたのが「クラウド・フォレスト」でした。
敷地を囲む3つのエリアのうちのひとつで、このエリアは、標高の高い山岳地帯の植物体系を再現しています。
眼前にそびえ立つ35メートルの人工の山からは滝が流れ落ち、周囲には霧のようなミストが立ち込め、まるで幻想的な雲の中を歩いているような感覚です。
エレベーターで山の頂上「ロスト・ワールド」に上がると、そこには高山植物や食虫植物が広がり、今まで見たことのない神秘的な世界が広がっていました。
頂上からは「クラウド・ウォーク」と呼ばれる遊歩道を通じて、眼下に広がる緑の世界をゆっくりと見渡しながら降りていくことができます。
空中散歩を楽しみながら、まるで植物の中を漂っているような感覚は、これまで経験したことのない新鮮で感動的なものでした。
クラウド・フォレストは、自然の美しさと人工の技術が見事に融合した空間で、訪れる人々に驚きと感動をもたらします。
あの壮大な滝と霧の風景は、まさに心に深く刻まれる体験でした。
下二枚の写真は、フラワードームで撮影。
※クラウド・フォレストを歩いた動画です。
マリーナベイサンズ
シンガポールの象徴的なランドマーク、マリーナベイサンズ。
3つのタワーが並び立つその姿は圧巻で、地上200メートルに位置する「サンズ・スカイパーク」は、まるで空中庭園のような展望デッキです。
私は宿泊も展望デッキにも上りませんでしたが、下から見上げるだけでも、その壮大な建築美と存在感に圧倒され、十分に楽しむことができました。
ホテルの下には高級ショッピングモールや、最新デジタルアートが楽しめるアートサイエンス・ミュージアムもあり、散策しながらその雰囲気を堪能することができます。
宿泊しなくても、この壮大な施設の魅力を感じることができました。
マーライオン
ラッフルズ・プレイス駅から徒歩7分と聞いていたものの、実際に歩いてみると、マーライオンパークまでの道は迷路のようで、なかなかたどり着けませんでした。
昼過ぎの強い日差しの中、人混みも多く、汗だくになりながらようやく到着。
1972年に当時の首相リー・クアンユー氏の提案で設置されたというマーライオンは、上半身がライオンで、下半身が魚というユニークな姿をしています。
ライオンの頭は「シンガ」(サンスクリット語でライオン)に由来し、魚の尾は港町シンガポールを象徴しているそうです。
マーライオン像は海に向かって水を勢いよく噴き出し、正面には桟橋が伸びており、記念撮影を楽しむ人々で賑わっていました。
多くの観光客に愛されている様子に感心しつつも、暑さと人混みに耐えきれず、私は早々に退散しました。
短時間の滞在でしたが、あの象徴的な姿を見られたことに満足しつつ、次の目的地へと向かいました。
街全体が青空美術館!シンガポールの街歩き
最近のシンガポールは、国を挙げて芸術文化の振興に力を入れているようで、街のあちこちにアート作品が点在していました。
公園や駅前広場などの公共スペースには、必ずと言っていいほど「オブジェ」が設置されていて、まるで街全体が青空美術館のような雰囲気です。
実際、多くの人が日常の一部として通り過ぎてしまいがちですが、私にとってはそのどれもが足を止めて見入ってしまうほどの魅力を感じました。
特に印象的だったのは、スペイン出身のアーティスト、ジャウメ・プレンサ氏による「シンガポール・ソウル」。
身体は、英語・中国語、マレー語、タミル語の文字で、形作られている。
体育座りをする巨人像は、街の喧騒の中に静寂をもたらしてくれました。
そして、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの広大な芝生の上に浮かぶように寝転ぶ胎児のアート「惑星(Planet)」も、イギリスの現代美術家マーク・クイン氏の作品で、見ているだけで心が和むような不思議な感覚を覚えました。
そんなシンガポールの街を、私は毎日2万歩ほど平気で歩き回っていました。
新しいアート作品を見つけるたびに足が止まり、街歩きがどんどん楽しくなる感覚がたまりませんでした。
まるで知らない美術館を訪れているような、そんな特別な時間でした。
青い空の下、至るところにあるアート作品と向き合う旅。これこそが、シンガポールの真の楽しみ方なのかもしれません。
続く・・・
シンガポールについて基礎知識
守田 智司
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