ママ、その言葉が、「子供の心に響くのか?」「自分の感情のはけ口になっているのか?」を考えることが大切。言い過ぎると、子供の心の中のコップが溢れ出すよ!
おはようございます。
今日のブログでは、よくお母さん達から相談される質問に対してお応えしたいと思います。
その相談内容というのが・・・・
「どうしても、なかなか勉強に取りかからない、何をするのもダラダラしてやることが遅い息子に、どうしても言い過ぎてしまい、後からそのことについて後悔をしていしまう。どうしたらいいでしょうか?」
かわいがるだけでは人は育ちません。だからといって、言い過ぎてもいけない。
どうしても、我が子ののためにと思うと熱くなり言葉が過多になってしまいます。
我が子のために熱心になると、つい言葉が多くなりがちですが、注意が必要です。
その言葉が、子供の心に響くのか、自分の感情のはけ口になっているのか、を考えることが重要です。
言い過ぎると、子供の心の中のコップが溢れ、
最終的にはコップ自体が下を向き、
言葉を受け入れなくなってしまいます。
これでは何も意味がありません。
相手に反省や考える機会を与えないようなアプローチは避けるべきです。
言葉は重要ですが、それだけではなく、きちんと説明し、理解を得る必要があります。
子供に説明する際は、大人に説明するよりも慎重に、そして丁寧に行うべきです。
ただし、子供の精神的成長には個人差があるため、説明が通じないこともあるでしょう。
その際は、簡潔で厳しい注意が必要ですが、後で引かないように気をつけてください。
注意や叱る際には、子供の心のコップに言葉が過剰になっていないかを考えましょう。
ご主人に家事のことで口うるさく言われたらどうでしょう?
もし、ご主人から何度も家事のことで口を出され、何をどうすべきかと指図されたら、どう感じるでしょうか?
例えば、洗濯のたたみ方や料理の提供数について言われたり、
それなのにご主人は食事後の食器を片付けずに放置したり、
服を脱いだらそのまま放置したりすることがあるかもしれません。
最初はただ家事をしているつもりでも、
次第にストレスやイライラがたまり、
やる気や意欲が減少してしまうことがあるかもしれません。
過度な干渉や指示が続くと、自己評価が低くなり、自信を喪失することも考えられます。
同様に、お子さんも勉強についても親からの過度な圧力や叱責が続くと、
同じような気持ちになるのではないでしょうか?
自己評価が低下し、やる気を失い、反発心が生まれる可能性があるんです。
したがって、ママたちがご主人からの口出しや命令にどのように感じるかを考えることで、
お子さんに対するアドバイスがなぜ重要かを理解しやすくなります。
子供の心がどの方向を向いているかも意識し、
言葉を選んでください。
最後に、言い過ぎたと感じた場合は、しばらく時間をおいて、
お子さんと「体温のある会話」を持つことをお勧めします。
言葉は傷つけるだけでなく、人を救う力も持っています。
子供が変わる瞬間は、叱った後に語りかけ、言葉の温もりを感じるときかもしれません。
これらのアドバイスが、お子育ての参考になれば幸いです。
どうぞお役立てください。
守田 智司
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