子供の話に耳を傾けよう!
私には、高校3年生になる娘がいるのですが、
彼女が幼かった時こんなことをいつも想って接していました。
あと、どれぐらいこの娘の隣で寝れる?
あと、どのくらいこの娘の髪を乾かしてあげれる?
あと、どのくらいこの娘とお風呂に入れる?
あとどのくらいこの娘と手を繋げる?
父親が幼い娘と一緒に過ごせる時間なんて、長い人生の中でほんの一瞬です。
娘と凄す時間は本当に大切にしていました。
それは、お金では買えることのできない、父親になったからこそ経験できる貴重な時間。
そして、その瞬間瞬間がこそが、幸せだと気付く瞬間なんでしょう。
そんな私が小学生だった娘に対して意識していたことが、子供となるべく多く話をすることでした。
なにげない会話や食事の時など、いろんな場面において「あなたはどう思う?」「どうしたいの?」となるべく私は聞く側にまわります。
子供は、話しながら自分の気持ちや考えを整理しています。
だから、結論や答えを先回りしてこちらが言わないことも大切です。
社会に出て自分の意見や主張をハッキリ伝えるというスキルは、
実は親子の会話の中で育まれているのだと思います。
子供の話に耳を傾けよう!
デニス・ウェイトリーの詩が好きです。
今日、少し
あなたの子どもの言おうとしていることに耳を傾けよう。
今日、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。
さもないといつか子どもはあなたの話を聞かなくなる。
子どもの悩みや、要求を聞いてあげよう。
どんな些細な勝利の話も、どんなにささやかな行いもほめておしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげよう。
子どもに何があったのか、何を求めているのか見つけてあげよう。
そして言ってあげよう、愛していると。
毎晩毎晩。
叱ったあとは必ず抱きしめてやり、「大丈夫だ」と言ってやろう。
子どもの悪い点ばかりあげつらっていると、そうなってほしくないような人間になってしまう。
だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、子どもは、自分を成功者だと思って育つ。
今日、少し
子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。
今日、聞いてあげよう、どんなに忙しくても。
そうすれば、子どももあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。
心を亡くすと書いて「忙しい」
親子でも、「聞く」という行動がもしかすると一番大切で、一番難しい行動なのかもしれません。
そして、聞くためには、今動かしている手を休め、相手の目線に自分の目線を合わせなければ、
「聞く」という行為は成立しません。
お母さん達は、本当に忙しい毎日を過ごしています。
忙しいとは、”心を亡くす”と書きます。
忙しさの中で心を失っては元も子もありません。
私も今、かなり忙しく過ごしています。
「忙しい…、忙しい…」と何時の間にか時間に追われ、また流され、そして支配されて生活してしまう。子供達の声に耳を傾けることが出来なっていては、本末転倒ですね。
目先ばかりの事にとらわれ、自分が本当に遣りたいことが出来ずに、日々の忙しさに心奪われている。
どうせ心奪われるなら、子供達に奪われたいものです。
守田 智司
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