受験生としての自覚は、机に向かった時間に比例して創られるものだと思う。

 

長かった夏休みも残りわずか3日間となりました。

 

この夏休み中、受験生たちが変わったなと感じるのは、自習室にほぼ毎日足を運び、自分の受験勉強に真剣に取り組む姿が見られるようになったことです。

 

例えば、中学3年生のAさんが元気に「先生こんにちは!」と自習室に入ってくる姿がありました。

 

彼女は誰もいない静かな自習室で、「全県模試に向けて、夏期講習テキストの2回目のやり直しをします」と目を輝かせながら語ってくれました。

 

その姿を見て、受験生としての自覚は、机に向かって過ごした時間の積み重ねで育まれるものだと改めて感じました。

 

また、B君は「先生、悔しいです。通知表を上げたいんです。どうしたらいいですか?」と相談してくれました。

 

彼は以前よりも頻繁に自習室に足を運ぶようになり、今ではほぼ毎日勉強に取り組んでいます。

 

さらに、Cさんは最近、自習室に来るようになり、「テレビを見たり、LINEを楽しんだりする誘惑が自習室にはないので、集中して勉強ができる」と話してくれました。

 

誘惑が少ない環境で、彼女はしっかりと学習に取り組んでいます。

 

高校受験に向けて英検の勉強に取り組んでいるD君もいます。

 

彼は高校卒業レベルの英検2級に挑戦し、語彙力や長文読解に精を出しています。

 

そんな彼を少しでもサポートできるように、私は2024年6月の英検過去問をプリントアウトして渡しました。

 

勉強するからこそ、受験生としての自覚が育まれ、その結果としてやる気が自然と湧いてきます。

 

まるで真夏の日差しの中で成長していく植物のように、自習室で努力を重ねる生徒たちも、着実に力をつけています。

 

彼らの成長を見守りながら、これからも全力でサポートしていきたいと思います。

 

自習室は、努力する生徒たちの未来を育む大切な場所です。

 

だからこそ、机に向かう時間を大切にし、受験生としての自覚を育んでいってほしいと思います。

 

残りの夏休み、そしてこれからの受験期を、自分の成長のために精一杯使ってください。

 

皆さんの頑張りが、必ず未来への道を切り拓く力となるでしょう。

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。