英検の新たな挑戦『準2級プラス』をわかりやすく解説
こんにちは、皆さん!
今日はちょっと特別な話題についてお話ししたいと思います。
昨年の9月に発表された新しい英検の級についてです。
2025年度から、英検準2級と2級の間に新しい級が導入されることが公表されました。
この新しい級は「準2級プラス」という名称になります。
これにより、英検の級にもう一つの選択肢が増えることになりますね。
この「準2級プラス」についてもっと知りたい方は、英検の公式ウェブサイトで2025年度の新設級の紹介をチェックしてみてください。
サンプル問題や詳しい情報が公開されていますよ。
これから英検を受ける方にとって、非常に役立つ情報が満載です。
2025年「準2級プラス」が加わることで、各学年ごとに1つの級を目標として設定可能!
英検は1963年に1級、2級、3級の3つの級で始まりました。
その後、級の数が増えてきましたが、2025年から新しく「準2級プラス」という級が加わり、これにより、英検の級は全部で8つになります。
英検協会によると、新しい級が導入されるのは31年ぶり。
前回新しい級が導入されたのは1994年で、そのときは「準2級」が新設されました。
英検は中学校1年生の修了程度とされている5級から、高校卒業程度とされている2級までの間に6つの級が設定されることになります。
これにより、中学校1年生から高校3年生までの英語学習の道筋がより明確になります。
具体的には以下のようになります
- 中学校1年生(英検5級)
- 中学校2年生(英検4級)
- 中学校3年生(英検3級)
- 高校1年生(英検準2級)
- 高校2年生(英検準2級プラス)
- 高校3年生(英検2級)
これにより、毎年少しずつレベルアップしていく道筋がはっきりするので、
みなさんの英語力がどれだけ伸びているかを客観的に確認しやすくなります。
そして、目標が明確になることで、勉強のやる気も続きやすくなると思います。
準2級プラスは、既存の準2級と2級の間に位置する新しい級。
すでに3級と2級の間に準2級があるにもかかわらず、新たにこの級を導入する理由は何でしょう?
その理由は、いくつかの背景があります。
まず、2級に合格するまでの時間が長いという調査結果があります。
多くの生徒が、英語学習を続けてもなかなか2級に合格できず、そのためにモチベーションが下がってしまうことが分かりました。
2級に到達するまでには高い壁があり、この壁を乗り越える方法が分からないため、英語学習を諦めてしまう生徒も少なくありません。
また、2級に合格するために必要な英語力の幅が大きく、日々の学習成果を実感しづらいという問題もあります。
具体的な目標が見えにくいと、何に向かって努力すればよいのか分からなくなってしまうのです。
このような状況を改善するために、2級の前に「準2級プラス」を導入することになりました。
この新しい級は、スモールステップの一つとして機能し、生徒が壁を乗り越えやすくすることを目的としています。
段階的に目標を設定することで、学習の成果を実感しやすくなり、モチベーションの維持に繋がることが期待されています。
これからも一緒に、英検を活用して英語力をしっかりと伸ばしていきましょう!
守田 智司
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