7年間毎日続けていたブログ更新を僕が止めた理由

 

この塾のブログをお読みいただいている皆様へ、心より感謝申し上げます。

 

2017年7月から2024年1月1日まで、毎日の更新を続けてきました。

 

雨の日も風の日も、病の日に床で伏せていた時も、父が亡くなった日も、そんな様々な瞬間でも、私はパソコンの前で更新を続けてきました。

 

その理由は、

 

私は塾の講師として、生徒たちに「毎日勉強しなさい」と語る一方で、自らも日々学び、一つのことを続ける姿勢が重要だと考えています。

 

なぜなら、学び続ける姿勢や、一つのことを愚直に継続する大人の姿こそが、中高生にとって最高の教材になると信じているからです。

 

しかし、2024年1月1日に再び強烈なめまいに襲われました。

 

3年前の2021年に発症したメニエール病が再発し、この3年間はめまいに襲われない日々が続いていたことに油断していました。正月早々、猪突猛進の自分に対し身体が警告を発してきたのです。

 

幸いなことに、めまいそのものは病院での治療でほどなく治まり、日常の生活を取り戻すことができました。

 

メニエール病はストレスや過労、睡眠不足が引き金となり発症することがあります。振り返ってみると、この半年間、父親が亡くなり、仕事が多忙で、ギリギリな生活をしていたかもしれません。

 

そこで、2024年は、過度のストレスに長期間さらされないように仕事量を減らし、自宅でリラックスして過ごすことができる時間や睡眠時間を増やしていきます。

 

つまり、「減らす、やめる、断る」を徹底します。そのため、このブログも2024年は不定期更新とさせていただきます。

 

今回のメニエール病再発で、正月1日、妻に車で市民病院の救急に連れて行ってもらった時、車から病院玄関まで歩くことができず、妻が車イスを押しながら運んでくれました。

 

その時の妻の支えに心から感謝しています。

 

自分は辛い病気にかかったけれど、そのおかげで家族や生活を振り返ることができました。

 

3年前、この病気が発症した時も感じたことですが、改めて妻に感謝し、人生と仕事に感謝しています。

 

この3年間で私は随分と変わりました。

 

不自由であり、不便だからこそ人にやさしく接することができるようになりました。さらにこの病気を通じて、自分が変わるチャンスをもらえた気がします。

 

能登半島で発生した地震により被害を受けた方の苦しみに比べれば、私の困難などとるに足らないものです。

 

現実は、理不尽であり、容赦なく、時として無慈悲なものです。人生には苦難も、葛藤も、そして痛みもあります。

 

死を意識して物事を見ると、次に何が起きるかなんて、誰にもわかりません。だから今日という日は二度と戻ってこない。

 

私はこの病気を通して、生きているだけでありがたいと強く感じるようになりました。

 

命には必ず限りがあります。だからこそ、生かされていることに感謝したいのです。

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。