僕らは、「日曜日の使者!」静岡県河津町から3時間かけて、オレンジ塾の坂内先生が見学にやってきた!

 

今朝、静岡県賀茂郡河津町のオレンジ塾、塾長坂内先生が見学に来られました。

 

 

河津町は、毎年約100万人の観光客でにぎわう、日本有数の桜の名所。

 

 

そこから蒲郡まで電車を乗り継いで3時間。

 

せっかく遠くから来て頂いたのだが、

 

小さな教室と自習室を見学するなら5分で終了してしまう塾なので・・・

 

坂内先生のご期待に応えることができたかどうか?

 

少し不安がのこりますが、

 

しかし、そこから4時間ノンストップで塾話。

 

濃度の高い4時間。

 

密度の濃い4時間。

 

非常に私にとって有意義で楽しい時間でした。

 

1人で仕事に向き合っていると、

 

だれにも相談できず、正解も不正解も分からなくて立ち止まることがあるものです。

 

1人で教壇に立っていると、

 

誰にも褒められず、叱られず、モチベーションを一定に保つことが困難になるものです。

 

そんな時、地域教育に力を注いでいる同じ立場の先生とお話する機会は、

 

自身を鼓舞し、増進する力を与えてくれました。

 

まさに、坂内先生との4時間は、そんな時間でした。

 

 

全国に学習塾っていくつあるかご存じですか?

 

経済産業省の平成28年経済センサス活動調査では、

 

学習塾の事業所数は約52,372

 

47都道府県の隅々までに、5万もの塾の教室があるわけです。

 

では、そのうち、個人塾は全体の何パーセントを占めているでしょう?

 

実は、日本の塾数の70%以上を占め、

 

地域教育を支える基盤であるのが「個人塾」なのです。

 

しかし、2022年現在、個人塾の減少傾向が続いています。

 

江戸時代に、寺社仏閣で行われていた「地域教育」。

 

それを支えていた「寺子屋」。

 

その現代版が地域の教育を支えている名もなき個人塾なのです。

 

私も個人塾の一員として、地域の教育を支えている1人だと自負しています。

 

そして、坂内先生と話をしていて、もう一度そのことを自覚しました。

 

 

 

僕らは、子供達にとっての「日曜日の使者」

 

 

坂内先生は、大学でアラブ・イスラーム圏の近現代を学んでいたそうです。

 

アラブ・イスラーム圏の近現代を学んでいたなんて聞くと、

 

なんだか気難しい先生なのか?

 

なんて思いますが、

 

趣味は、なんと登山とバンド。

 

特に、ザ・ハイロウズが1番好きだとか!

 

それを聞いて、すぐに頭に浮かんだのは、名曲「日曜日の使者」

 

 

このまま どこか遠く 連れてってくれないか
君は 君こそは 日曜日よりの使者

たとえば 世界中が どしゃ降りの雨だろうと
ゲラゲラ 笑える 日曜日よりの使者

 

 

 

 

この歌を聞いていると、

 

前向きな気持ちになり、

 

身体も元気が出てくるような、不思議なパワーをもった楽曲。

 

私が勝手に思ったのですが、坂内先生は、

 

子供達にとってこの歌詞の「日曜日の使者」なんだろうと・・・

 

地域の良さを知り、地方に根ざし、それに誇りを感じられる子どもを育てる

 

お預かりした子供1人1人に責任をもって指導する地域に根ざした塾づくり

 

気骨ある熱を帯びた坂内先生の話に

 

知らず知らず夢中になって耳を傾けている自分がいました。

 

公立の高校や中学校の教壇に立ち、

 

今、自分の私塾を立ち上げた坂内先生だからこそ成しえる、

 

唯一無二の教育があるのだと思いました。

 

MORITA先生
MORITA先生
坂内先生、今日は遠くから自塾に来て頂きありがとうございました。次回は、河津町に行かせてください。それから塾見学&畑仕事手伝わせてくださいね。あと、数えきれない夜空の星を見ながら一緒にビールを飲みたいです。((笑))

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。