子供が1歳なら、親も子育て1年生。
昨日は「子育ては自分育て」という言葉について考えながら散歩をしていた。
「育児は、育自」とよく言われますが、子育てが単なる子供の育成作業だけでなく、親自身の成長にも深く関わっているのだろう。
子育ては多くの場合、イライラや後悔といった試練の連続であり、自分の成長に余裕を持つことが難しい日々が続くこともあります。
その中で、自分がどれだけ成長したかは周りの評価に委ねるしかないのかもしれません。
私自身は、子育ては単なる育児作業にとどまらず、親自身が新たな知識や理解を得る機会であると感じています。
親も子も学び続けることで、新しい世界が広がり、互いに発見があるでしょう。
逆に、子供を通して自分の課題や問題が浮き彫りになり、時にはつらい瞬間も経験します。
子育てを通じて気づくことは、一人一人の子供が唯一無二であり、独自の人格を持っているということです。
子供が小さい頃、「お父さんとうり二つ」「お母さんにすごく似ている」と言われたことを真に受けて自分の分身だと思わないことが大切。
そして、親子関係において最も重要なのは、適切な距離感を保つことです。
べったりはダメ、放任過ぎもダメ。
自転車の補助輪を外して、親が自転車の後ろを持っていて、どのタイミングで手を放すか?
子供の成長に応じて、親は関わり方を柔軟に変化させる必要があります。
最終的には、お互いに親離れと子離れが進むことが求められます。
乳児から青年まで、離すべきものと離さないべきものがあり、そのタイミングを見誤らないことが、親子共に心地よい距離感を築く秘訣といえるでしょう。
また、このことについて以前ブログにも書きましたが、親であるからといって、子どものことをすべて知っていなければならないわけではありませんし、先回りしてすべてを理解しようとする必要も無いと思います。
我が子と接していて、時にはわからないことだらけなんて時もしょっちゅうです。
子供が1歳なら、親も子育て1年生。
一度自分が通ってきた道ですが、もう20年も30年も前となれば、
子供を取り巻く時代も環境も自分の時とは大きく変わっているわけで、分からないことが当たり前であり、
そこから学び、成長できたらラッキーぐらいの心持ちが、
子育てのプレッシャーから解放され、肩の力も抜けて気持ちも楽になるのではないでしょうか。
『NEVER STOP LEARNING』学ぶことをやめないで!
塾の先生として、教育者として35年間変わらず子供達に伝えてきた想いがあります。できるだけ多くの子供達に、この『NEVER STOP LEARNING』学ぶことをやめないで!というメッセージを届けたくて、今回映像クリエイターに撮影を依頼して、MV(メッセージビデオ)を作成しました。
お母さん、お父さん。保護者の皆さん!是非、お子さんと一緒にこのMVを見て頂ければと思います。そして、見て頂いた後に、お子さんと一緒に「なぜ、勉強するのか?」お子さんの未来を変える、可能性を拡げるための「学び」の本質について、話をする機会を持って頂ければと思います。
(PS)MV開始、30秒あたりから音声が小さくて聞き取りずらくなります。外での撮影で声が上手く録音できませんでした。聞き取りずらい場合は、少しボリュームを上げて視聴下さい。
守田 智司
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