愛知県公立高校三河学区の偏差値65以上のTOP校の一般入試、2024年は激化の兆し!
今、ブログで2024年度版 各高校の進学資料を随時更新している。
更新にあたって、定員に対しての第1志願者数の倍率など
過去7年間にわたって振り返って
私なりの考察をブログを書きとめているが・・・
新しい入試制度へと変わった、2023年の愛知県公立高校入試。
一般選抜で2校に出願できるが、学力検査は1回。
また、推薦選抜などの時期が早まって2月上旬となり、
一般選抜の合格者発表もこれまでより早くなった。
この半月ほど推薦入試時期などが2月上旬に早まったことが
大きく入試動向を変えさせたと感じている。
特にTOP校に関して、今まで以上に競争が激化したと思う。
例えば、先日ブログで更新した刈谷高校。
刈谷高校 過去7年間の倍率推移
年度 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 |
募集人数 | 350 | 400 | 400 | 400 | 400 | 400 | 400 |
第1志望者数 | 662 | 647 | 618 | 690 | 597 | 674 | 643 |
第2志望者数 | 12 | 50 | 30 | 43 | 32 | 30 | 19 |
合計 | 674 | 698 | 648 | 733 | 629 | 704 | 662 |
第1志望倍率 | 1.89 | 1.62 | 1.54 | 1.73 | 1.49 | 1.69 | 1.61 |
総合最終倍率 | 1.92 | 1.74 | 1.62 | 1.83 | 1.57 | 1.76 | 1.66 |
第1志願倍率の1.89は、過去7年間を見ても非常に高い。
300人以上が一般入試で不合格となることは、
過去7年間では一度もない。
もちろんこれは、先に推薦入試で合格した生徒がいるので、
2022年の定員が400名に対して、2023年の定員が350名。
定員が50名が少ないので
単純に2023年の倍率と2022年の倍率を同じように比較はできないが、
それにしても、先ほども書いたが、
一般入試で300人以上が不合格になっていることや
定員に対しての第1志願者数が662名とこの3年間増加し続けている点など、
明らかに刈谷高校の競争は、激化していると思う。
それから、時習館高校。
時習館高校の細かい進学資料は、後日更新するが・・・
時習館高校 過去7年間の倍率推移
年度 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 |
募集人数 | 284 | 320 | 320 | 320 | 320 | 320 | 320 |
第1志望者数 | 400 | 381 | 387 | 406 | 420 | 375 | 344 |
第2志望者数 | 70 | 103 | 95 | 75 | 83 | 66 | 52 |
合計 | 470 | 484 | 482 | 481 | 503 | 441 | 396 |
第1志望倍率 | 1.40 | 1.19 | 1.21 | 1.27 | 1.31 | 1.17 | 1.08 |
総合最終倍率 | 1.65 | 1.51 | 1.51 | 1.50 | 1.57 | 1.38 | 1.24 |
2023年は、推薦入試で36名が合格しているので、
定員289人に対して、400人の志願者となり、
第1志願倍率は1.40となった。
この数値は、制度が2023年変わったものの過去7年間では、最高値。
時習館高校の人気再燃といったところだろう。
その流れは、第二志願者数が2022年103人から70人まで減少したことからも伺える。
これから三河学区の各高校の進学資料をブログで随時更新していきます。
私自身も、データに基づいて今の入試動向を
各高校にスポットをあてて、
受験生やその保護者の皆さんにお届けできればと思います。
守田 智司
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