マレーシアを見ないと次に進めないという想い

 

 

人生は、目標を設定し、準備をし、

 

努力を積み重ねることで夢を実現し、

 

成長していく旅だ。

 

常に次のステップへ進むことが重要なのだ。

 

しかし、時折、立ち止まって未知の景色に飛び込みたい衝動に駆られることがある。

 

普通なら断崖絶壁の先に立たされれば、足がすくんでしまい、

 

その場に立ちすくんでしまうだろう。

 

一歩も前に進むことができない状況に陥り、無理だと感じてしまう。

 

しかしそんな時、

 

まれに恐怖を超えるほど

 

目の前に広がる地平線の景色に圧倒される瞬間がある。

 

 

 

 

その美しさと自由な感覚が、恐怖を凌駕するのだ。

 

これまで一歩も前に進めなかった身体に、

 

どこから湧き上がったのか分からないエネルギーが駆け巡り、

 

断崖絶壁の先から目の前に広がる地平線の景色に飛び込んでいく。

 

次に進むためには、

 

この景色を見なければならないと感じるのだ。

 

 

 

私の娘が来月、日本を離れてマレーシアの大学に入学する。

 

高校2年の時、カナダの留学から帰国し、すぐに「海外で学びたい」と言い出した。

 

以前は迷いがちで、親の意向に従っていた彼女が、このような決断をするなんて。

 

彼女にとって、

 

マレーシアの景色を見ないと次に進むことはできないのだろう。

 

マレーシアはマレー、中国、インド、ヨーロッパの文化が交錯し、

 

多様性を受け入れながら共存する国だ。

 

イスラム教以外にも仏教、ヒンドゥー教、キリスト教など、

 

さまざまな宗教が存在する。

 

アジアの人口は、中国の約13億人、インドの約12億人、

 

そしてASEANの約6億人を含めて40億人もの人々が生活している。

 

EU、NAFTA、MERCOSURの人口合計を上回る規模だ。

 

そのため、多くのグローバル企業がアジア進出し、

 

経済成長を促進することが期待されている。

 

マレーシアはその中でも成長を遂げるアジアの代表的な国だ。

 

次に進むためには、

 

先のことを考えるよりも、

 

まず飛び込むべきだ。

 

躊躇していたら、飛び込めるものではない。

 

 

 

35年前、私は大学を卒業し、

 

エンジニアとして3年間働いた会社を退社した。

 

単身でアメリカのアトランタに渡り、大工の仕事を始めた。

 

あの頃は、アメリカを見なければ次に進めないという強い思いがあった。

 

未来の先は、飛び込んでから考えればいいのだ。

 

毎日が冒険であり、ワクワクする瞬間が私たちを成長させてくれるのだから。

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。