「新学期から頑張ろう」と先延ばしをする人には、良いスタートはできません。春休みに、新学期の準備のための復習を【後編】

 

 

【前編】からの続き・・・

 

 

 

春期講習で、1年間の苦手科目の復習中!

 

 

みらい義塾の春期講習会では、5科目指導ではなく、1人1人に科目を選択してもらい

 

苦手科目に集中して勉強してもらう個別指導をしています。

 

いつもの小集団指導よりもさらに、1人1人に寄り添った細かい指導をすることで、

 

その子の「できない」「わからない」をクローズアップすることができています。

 

そして、1人1人に指導していて、本当に、見事に、どの生徒も

 

この1年間学習した内容を忘れているんですよね。

 

「征夷大将軍」なんて漢字が書けなかったり、

 

不定詞の3つの用法がぐちゃぐちゃだったり

 

小学6年生の速さの問題で、「道のり」の文章題が全く解けなかったり

 

私の予想以上でした。

 

忘れているから、解けない、

 

忘れているから、分からない。

 

この負の連鎖を新年度前に断ち切るのが、

 

今回の春期講習会の目的。

 

逆にこの忘れてしまった状態で、

 

新学期を迎えるとしたら

 

はたしてその子は、この4月から先の良いスタートをすることができるでしょうか?

 

 

 

 

人間は忘れる生き物

 

ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスが発見した「忘却曲線」では、

 

人間は学習後20分後には42%忘れ、

 

1時間後には56%忘れ、

 

1日後には74%忘れ、

 

1週間後には77%忘れてしまいます。

 

なんってこった!パンナこった!((笑))

 

こうなるとですね、

 

そりゃ、1年前に勉強したことなんて、忘れてしまうのは無理もないかもしれません。

 

カナダのウォータールー大学の研究結果では、

 

学習した後、忘れていく記憶に対し、

 

24時間以内に10分間復習をすると記憶が100%戻り、

 

さらに、その後1週間以内に5分間の復習、

 

1ヶ月以内に2~4分の復習で記憶が100%戻るそうです。

 

MORITA先生
MORITA先生
結局勉強したことを忘れないようにするには、どうすればいいかというと、それは「復習」しかありません。 「記憶」するには「復習」が必要不可欠なんですね。あと復習のタイミングが大切だということ。

 

 

 

良いスタートをしたかったら、準備を大切に!

 

 

物事は、最初が肝心。

 

陸上の短距離走では、最初の1~3歩目が非常に重要だそうです。

 

この1~3歩が最も地面に力を加える区間。

 

もしスタートダッシュで、ミスを生じると残り思うように加速できない。

 

新年度、人よりも一歩リードした状態でスタートするためには、

 

もう一度この春休み中にしっかり自分の苦手科目と向き合い、

 

忘れている学習内容を振り返り、

 

自分が身に付いていなかったことは何か?を確認していきましょう。

 

間違っても「4月から頑張ろう」

 

「新学期から頑張ろう」と

 

直ぐ取りかからないで、先延ばしをする人には良いスタートはできません。

 

新学期に向けた準備を怠らないこと!

 

生徒諸君、今日も春期講習会で共にがんばろう!

 

 

 

さて、ブログ最後に届けたい楽曲は、

 

YouTubeの再生回数が1,000万再生を突破している

 

優里の『ビリミリオン』

 

これ、生きてる尊さを改めて再確認できる曲で、

 

私の大好物の楽曲!

 

お笑い芸人の鉄拳さんの描くイラストも最高。

 

 

 

ブログをラジオDJ風の話し言葉にして、今日はお届けしてみました。

 

如何でしたか?

 

私なりに、ブログに変化を加えたいと思い、挑戦してみました。

 

今日も最後まで、このブログをお読み下さりありがとうございました。

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。