教育の世界は変化し続けており、常に新しいことを学び、志を形に変える!【仙台出張記➂】宮城県私学のTOP校である聖ウルスラ学院英智高等学校を見学してきました!
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先日のブログの続き・・・
今回は、塾以外の教育コミュニティとのつながりを強化するために、
宮城県私学のTOP校である聖ウルスラ学院英智高等学校を見学させて頂きました。
宮城県仙台市の私立高等学校。
内閣府認定教育特区、研究開発学校として小中一貫教育。
ガラスパネルの屋根から太陽光がこれでもかと降り注ぐ明るく爽やかなホール。
5階吹き抜けのアトリウム。
仙台市の国際姉妹都市であるフランス・レンヌ市を訪問し、
書道のパフォーマンスや文化交流した書道部生徒達の書作品
「縁」
充実した留学制度と海外研修 A Whole World Awaits You
聖ウルスラ学院英智高等学校では、英語圏のみならず、
合計31もの多彩な留学プログラムを提供していると聞いてびっくり!
私の娘も高校生の時、カナダに留学した経験があるので、
留学についての知識はそれなりに持っているつもりですが、
31ですよ!
例えば・・・
台湾姉妹大学・高校を訪れ、各自が研究作成した英語によるプレゼンテーションを現地の教授達の前で発表し、指導してもらうことで、英語力のブラシュアップ、台湾華語の学習に取り組む複言語研修&文化交流だったり・・・
フランス語圏短期研修として、姉妹校との相互交換形式のホームスティを通じ、日常生活のレベルから異文化を体験しつつ、現地の学校に通学し、フランスの高校生活を体験できたり・・・
アメリカ合衆国ペンシルバニア州への中期・長期留学だったり・・・これは、私が行きたい。((笑))だって州最大の都市フィラデルフィアにある独立記念館(独立宣言とアメリカ合衆国憲法への署名が行われた)見たいじゃないの!
この他にも、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、韓国、アイルランド、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマークなどからも選択することができるそうです。
どんだけ、姉妹校があるの?と突っ込みを入れたくなります。((笑))
これほど多くの留学プログラムを提供している高校は今まで聞いたことはありません。
まさに圧倒的なのです。
31もの留学プログラムがあるということは、
通常の学校に比べて非常に多彩で多くの選択肢があることを示唆しています。
これは一般的な学校と比べて遥かに多くの留学機会が提供されていることを意味します。
そのため、通常の期待値をはるかに上回る充実度と多様性に正直驚かされました。
校内での国際交流
また、さまざまな国からの留学生や海外の姉妹校からのインターン生を毎年受け入れており、
生徒たちは日常的に外国人と交流する機会に恵まれているそうです。
ちょうど見学させて頂いた日は、「国際理解週間」とイベントを校内で開催されていました。
毎年10月下旬から11月上旬に、さまざま視点から世界を考えるイベントを実施。
多種多様な業種の講師や海外進学している卒業生をゲストとして招き、
世界各国で活躍する人たちのリアルな声を聴く、校内にいて国際交流ができる素晴らしいイベント!
ワァオ!
笑顔で、そして熱心に語る教頭先生のお話を聞きながら、
私は「アラジンと魔法のランプ」の主題曲
『A Whole New World』の楽曲が頭の中で浮かんできました。(^^)
まさに、生徒諸君、世界が君を待っている!
新しい世界が待っていると!感じずにはいられませんでした。
trust me!
高校生 × 卒業生 大学生活へのキャリアパス
さらに私が特に魅力的だと感じたのは、
国内外の高校や大学と提携して行われる多彩な研修があることです。
これには、東北大学や東海大学と提携して行われる国際関係に関する授業や、
中央大学、法政大学からの出前授業が含まれます。
さらに、早稲田大学や上智大学などの大学を訪れ、
卒業生や大学の教職員から話を聞いたり、施設を見学したりする機会も提供されています。
子供たちは異なる文化や価値観に触れ、
異なる視点から世界を見る力を養うことができます。
これは将来の国際関係や国際ビジネスにおいて非常に重要なスキルを身につける手助けになります。
また、日本のトップの大学の雰囲気に直接触れ、
そこで学ぶことの意味を体験することによって、
生徒たちは将来の進路についてより具体的な考えを持つことができます。
高校側から進路について指示するのではなく、自らが体験し、自らが考えることで、
生徒たちは自己認識を高め、将来の進路や目標を明確に設定する助けとなります。
また、自身の興味や情熱を見つけるきっかけともなります。
学び合いの授業と生徒同士が教え合う環境
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残念ながら、訪問した日は模試日で、ほとんどのクラスでは授業が行われていませんでした。
しかし、志学コースType1のクラスだけが授業を行っていたため、
そちらを覗いてみることができました。
その瞬間、私はその光景に引き込まれました。
なぜなら、生徒同士が教え合い、学び合っていたからです。
教室を四つに分け、生徒たちはグループごとに協力して学んでいました。
私にとって初めての「学び合い」の授業風景でした。
それは活気に溢れ、お互いに説明し合い、質問し合う姿が見受けられましたが、
騒々しいわけではありませんでした。
不思議と秩序が保たれ、学びたいという情熱が教室から溢れていました。
そこには、子供達が学習内容を主体的,協働的に学んでいく姿がありました。
今まで触れたことのなかった授業風景に出会ってしまったせいか、新鮮に思えたり、感動したり、
正直、軽いカルチャーショックを受けました。
生徒たちは黒板の前に立ち、クラスメイトに説明し、それを熱心にメモする。
質問し合いながら、理解を深めていく様子を見て、
私は1人の教師として、心の奥から熱いものが込み上げてきました。
集団の“協同”こそが個の学習の成立にとって必要なのでしょう。
個々の違いが学び合いを豊かにし、深めることができる。
私は、しばらくその教室から出ることができませんでした。
なぜかって?
それは、あまりにも居心地がよかったからですよ。
ただし、この環境やこの授業がどこでも実現できるわけではないことを理解してください。
「教え合い」を成立させるには、絶対に必要不可欠な要素があります。
それは何か?
その秘訣を知りたい方は、是非、聖ウルスラ英智高等学校に見学に行ってみてください。
最期に
聖ウルスラ英智高等学校は、多彩な留学プログラム、国際交流の機会、豊富な研修、そして学び合いの授業環境を提供し、生徒たちの国際的な視野を広げ、個々の能力を最大限に伸ばす魅力的な学校した。私が仙台に住んでいたら間違いなく、娘をこの学校に入学させたでしょう。引っ越ししたいぐらい。(^^)
教頭先生が、2011年東北地方太平洋沖地震が起きた時、高校が臨時の避難所になったこと、校舎の復旧、生徒達のケア、そしてそこからの復興のために取り組んだ数々の挑戦。そのお話が本当に心に残っています。素晴らしい校舎も、素晴らしい生徒達も、指導も、聖ウルスラは、1日して成らず。教頭先生はじめ、お会いした先生方、短い時間でしたが、見学させて頂き本当にありがとうございました。
進路指導室に飾ってあった、中原中也の「1つのメルヘン」この詩が、聖ウルスラを去った後も心に残っています。
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『NEVER STOP LEARNING』学ぶことをやめないで!
塾の先生として、教育者として35年間変わらず子供達に伝えてきた想いがあります。できるだけ多くの子供達に、この『NEVER STOP LEARNING』学ぶことをやめないで!というメッセージを届けたくて、今回映像クリエイターに撮影を依頼して、MV(メッセージビデオ)を作成しました。
お母さん、お父さん。保護者の皆さん!是非、お子さんと一緒にこのMVを見て頂ければと思います。そして、見て頂いた後に、お子さんと一緒に「なぜ、勉強するのか?」お子さんの未来を変える、可能性を拡げるための「学び」の本質について、話をする機会を持って頂ければと思います。
(PS)MV開始、30秒あたりから音声が小さくて聞き取りずらくなります。外での撮影で声が上手く録音できませんでした。聞き取りずらい場合は、少しボリュームを上げて視聴下さい。
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守田 智司
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