愛知県教育委員会 県立中高一貫校(第一次導入校)の概要について公表

 

2025年4月、愛知県で初めての中高一貫校が開校。

 

これらの中高一貫校の狙いは、将来のリーダーやチェンジメーカーを育てることを目指しています。

 

愛知県教育委員会は、

 

「さまざまな人と協力し、答えのない課題に果敢に挑戦し、失敗を恐れない生徒を6年かけて育てたい」

 

との方針を掲げています。

 

この中高一貫校は、県内屈指の進学校である明和高校、半田高校、刈谷高校、そしてグローバル教育に力を注ぐ▽津島高校の4校で構成。

 

それぞれの学校には、2学級80人のコースが設置され、さらに明和高校には音楽コースも設けられます。

 

今回、愛知県教育委員会より,県立中高一貫校(第一次導入校)の詳しい概要が発表されました。

 

以下の内容が公表されています。

① 学校名

② 各学校が目指す教育

③ 附属中学校の入学者選抜について

④ 学校説明会の開催日時

 

詳細は発表元URLをご確認ください

 

 

県立附属中学校(第一次導入校)の2025年度入学者選抜概要

 

出願

募集人員

→県立附属中学校のうち1校1コースに出願することが可能。(男女の区別は設けない)

学校名コース募集人員
明和高等学校附属中学校普通コース80人
音楽コース20人
半田高等学校附属中学校普通コース80人
刈谷高等学校附属中学校普通コース80人
津島高等学校附属中学校国際探究コース80人

 

 

出願資格

→保護者とともに県内に居住している小学6年生

 

通学区域

明和高校附属中学校 → 尾張学区

半田高校附属中学校 → 尾張学区

刈谷高校附属中学校 → 三河学区(※)

→大府市、豊明市、知多郡東浦町に居住する者も、出願することが可能。

津島高校附属中学校 → 県内全域

 

提出書類・時期

入学願書……2024 年 12 月上旬~中旬
志願理由書・直近の通知表の写し……1次選抜の日まで

 

 

実施方法・実施日・検査内容・合格発表日

 

2段階選抜を行う

(1次選抜:適性検査、2次選抜:面接)

1次選抜

実施日

2025年1月 11 日(土)半日程度

 

検査内容

適性検査 45 分×2時限

・小学校学習指導要領の範囲内とする。
・複数の教科を組み合わせた内容とする。
・知識・技能を活用した思考力・判断力・表現力等を測る。
・英語は出題しない。
・全問選択式とする。

 

※ 適性検査のサンプル問題 2023 年 12 月頃に公表予定。

合格発表日

2025 年1月 15 日(水)又は1月 16 日(木)

※ 1次合格者は、募集人員の2倍(160人)程度

 

 

2次選抜

実施日

2025 年1月 18 日(土)

 

検査内容

個人面接(1人当たり 15 分程度)

・志願理由書の内容を踏まえて、受験者の体験を基にやり取りをしながら資質を見出す「リフレクション(振り返り)型」により行う。

・チェンジ・メーカーの育成や探究学習にとって重要な資質(探究心、共感力、寛容性、粘り強さなど)を見る。

・導入校の教育方針やカリキュラムへの理解、中高6年間にわたって探究的な学びを続けようとする意欲、志望動機を見る。

・直近の通知表の内容を参考とする。

 

合格発表日

2025 年1月 23 日(木)又は1月 24 日(金)

※ 2次(最終)合格者は、1次と2次の検査結果に基づき、総合的に判断して決定。

 

 

 

最期に・・・

 

愛知県初の中高一貫校が話題となり、多くの方から注目されています。

 

その注目の理由の一つに、明和、半田、刈谷などの人気進学校が含まれていることが挙げられます。

 

この学校にこれらの名だたる学校が組み込まれていることが、

 

受験界に大きなインパクトを与え、中学受験全体がより活発になる可能性が高いと考えられています。

 

一方で、この中高一貫校の選考方法にはいくつか特徴があります。

 

面接が非常に重要な役割を果たす点、

 

全ての問題が選択式である点、

 

そして2段階の選抜プロセスが採用されている点が挙げられます。

 

このプロセスでは、募集定員の2倍から2.5倍の生徒が最初に選抜され、その後に面接が行われます。

 

ここで大切なのは、知識の量だけでなく、生徒の個性や適性を評価することです。

 

県教育委員会によれば、通常の入試と異なるアプローチを取ることで、

 

受験競争の激化を和らげる意図もあるとされています。

 

ただし、面接で資質を評価するスキルや、選考側が必要とする力も多く求められるでしょう。

 

是非参考になれば!

 

 

 

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『NEVER STOP LEARNING』学ぶことをやめないで!

 

塾の先生として、教育者として35年間変わらず子供達に伝えてきた想いがあります。できるだけ多くの子供達に、この『NEVER STOP LEARNING』学ぶことをやめないで!というメッセージを届けたくて、今回映像クリエイターに撮影を依頼して、MV(メッセージビデオ)を作成しました。

 

お母さん、お父さん。保護者の皆さん!是非、お子さんと一緒にこのMVを見て頂ければと思います。そして、見て頂いた後に、お子さんと一緒に「なぜ、勉強するのか?」お子さんの未来を変える、可能性を拡げるための「学び」の本質について、話をする機会を持って頂ければと思います。

 

(PS)MV開始、30秒あたりから音声が小さくて聞き取りずらくなります。外での撮影で声が上手く録音できませんでした。聞き取りずらい場合は、少しボリュームを上げて視聴下さい。

 

 

 

『高校入試の分析と予想』わかりやすく、楽しく動画解説。

 

『受験生を持つママたち、そして、受験生諸君に愛知県公立高校入試について、できるだけわかりやすく、そして楽しく伝えたい!』そんな熱い想いを個性的な二人の塾長達が、タッグを組んで動画を作りました。受験について考える際に少しでも役立てば嬉しいです。

 

 

5科目合計平均点が過去最高の300点を越えた愛知県公立高校入試。 コロナの影響で、ここ数年中学校などにおいて臨時休業が実施されたことを踏まえ、基礎的・基本的な事項をより重視して出題するとされていた影響で平均点が上昇。 そして2023年は、初めて全面的にマークシート方式が採用され、記述解答が一切なくなった。 ある程度平均点は上がると考えていたが、予想を遥かに超えてここまで上がるとは。 県内で最も入試問題や情報に詳しい経験豊富な塾長二人がわかりやすく、そして楽しく動画解説しています。

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。