三河学区の高校で競争が激化している高校はどこ?令和5年愛知県公立高校一般入試で合格者の平均点が上昇した高校は?

 

先日愛知全県模試の2023版【合否追跡調査資料】が届きました。

 

2023年の資料を見ていて、令和5年の一般入試で

 

MORITA先生
MORITA先生
いったい三河学区で、合格するために競争が激化した高校はどこなのか?

 

 

ふとその点に疑問を持ちました。

 

この点について考えると、学力検査の得点や倍率などを振り返ることが重要です。また、特に私が気になったのは各高校の合格者の平均点の推移です。

 

合格者の平均点が上昇している高校は、その学校への合格がより難しくなっていることを意味します。

 

高校入試が難しさや競争の激しさが広く認識されている場合、志願者数が増加し、入試の難易度が上がります。これによって合格に必要な平均点が上昇する傾向があるからです。

 

今日のブログでは、令和5年度入学者選抜の学力検査得点の平均点、各高校の倍率などを振りかえつつ、各高校の合格者平均点の推移ついて私なりに調べてみました。

 

あくまで、個人の見解なので、参考程度に読んで頂ければと思います。

 

 

 

令和5年度愛知県公立高校一般入試 平均点はUP

 

まず本題に入る前に、事前に確認しておきたいのが、平均点。令和5年度からマークシート形式での実施され、各教科の難易度が注目されていました。

 

昨年度までと比較して数学,理科,英語の平均点が高くなっています。特に数学!3点から4点もUP。5科目合計でも5点もUPしています。

 

 

 

各高校の合格者平均点もUP

高校名合格者の平均点UP(2021年と2023年を比較)
岡崎高校+1.7
豊橋東高校+2.1
時習館高校+3.1
安城高校+3.5
刈谷高校+3.9
岡崎西高校+4.6
国府高校+4.7
岡崎北高校+4.7

 

 

愛知県全体の平均点がUPするとともに、各高校の合格者の平均点の上昇しています。

 

TOP校といわれている岡崎、刈谷、時習館は、もともと合格者の平均点が合計110点に対して9割程度が平均点。だからもうこれ以上、平均点が上がることが無いので、中堅校に比べてUP幅が小さい。

 

TOP校は、もともとハードルが高いわけです。まぁ、それでも、刈谷高校の+3は、難易度が上がっていると思いました。

 

あと、国府高校と岡崎北高校の+4.7。

 

この二校は、岡崎北なら、第1志望を岡崎高校にして、滑り止めに岡崎北高校。国府高校は、第1志望を時習館高校にして、滑り止めを国府高校といった掛け合わせも関係して、平均点が他校と比べて上昇していると思われます。

 

MORITA先生
MORITA先生
高校の周辺環境や地域の特性によっても、志願者数や合格平均点が変動することがあります。人口の増減や他の高校との掛け合わせなども大きな要因ですね。

 

 

 

合格がより難しくなっている三河学区の高校は?

 

 

倍率が著しく上がった高校は、どこでしょうか?

 

安城東高校が、1.38→1.73 (0.35UP)

 

刈谷北高校が、1.85→2.68 (0.83UP)

 

それに加えて、これらの高校の合格者の平均点も注目です。

 

 

高校名合格者の平均点UP(2021年と2023年を比較)
刈谷北高校+6.4
安城東高校+6.7

 

 

どちらの高校も、他校や全体平均点と比べても、2023年の平均点が2021年と比較して上昇しています。

 

倍率の上昇と合格者の平均点の上昇。

 

もし、今年度に刈谷北高校や安城東高校を志望している受験生であれば、これらの事実を理解して、合格への準備に全力を尽くしてください。

 

これらの高校はハードルが高くなったことがわかりますが、同時に多くの受験生が入学したいと思う人気校ということです。

 

頑張ってください!

 

三河学区の高校で合格がより難しくなった高校は、

 

刈谷北、安城東高校でした。

 

共に西三河学区でしたね。

 

受験生皆さんの参考になれば!

 

 

 

 

『NEVER STOP LEARNING』学ぶことをやめないで!

 

塾の先生として、教育者として35年間変わらず子供達に伝えてきた想いがあります。できるだけ多くの子供達に、この『NEVER STOP LEARNING』学ぶことをやめないで!というメッセージを届けたくて、今回映像クリエイターに撮影を依頼して、MV(メッセージビデオ)を作成しました。

 

お母さん、お父さん。保護者の皆さん!是非、お子さんと一緒にこのMVを見て頂ければと思います。そして、見て頂いた後に、お子さんと一緒に「なぜ、勉強するのか?」お子さんの未来を変える、可能性を拡げるための「学び」の本質について、話をする機会を持って頂ければと思います。

 

(PS)MV開始、30秒あたりから音声が小さくて聞き取りずらくなります。外での撮影で声が上手く録音できませんでした。聞き取りずらい場合は、少しボリュームを上げて視聴下さい。

 

 

 

『高校入試の分析と予想』わかりやすく、楽しく動画解説。

 

『受験生を持つママたち、そして、受験生諸君に愛知県公立高校入試について、できるだけわかりやすく、そして楽しく伝えたい!』そんな熱い想いを個性的な二人の塾長達が、タッグを組んで動画を作りました。受験について考える際に少しでも役立てば嬉しいです。

 

 

5科目合計平均点が過去最高の300点を越えた愛知県公立高校入試。 コロナの影響で、ここ数年中学校などにおいて臨時休業が実施されたことを踏まえ、基礎的・基本的な事項をより重視して出題するとされていた影響で平均点が上昇。 そして2023年は、初めて全面的にマークシート方式が採用され、記述解答が一切なくなった。 ある程度平均点は上がると考えていたが、予想を遥かに超えてここまで上がるとは。 県内で最も入試問題や情報に詳しい経験豊富な塾長二人がわかりやすく、そして楽しく動画解説しています。

 

 

 

2023年度愛知県公立高校入試の数学 マークシート方式が採用されたが、問題構成は昨年と同様。 大問3のみ数値をマークする形式で、2点問題はグラフの活用の1問。 しかし、その難易度は、大幅に易化した。 平均点は、22点満点中 15.2点 100点換算すると、69.1点。 この点は、過去に例のない高さになった。 前編で説明していない、各科目の難易度や来年度の予想を県内で最も入試問題や情報に詳しい経験豊富な塾長二人がわかりやすく、そして楽しく動画解説。

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。