新高1生へ
「個別指導」「小集団指導」そして、「オンライン授業」の良さを取り入れ、子供達のセルフエスティームを高め、やる気を引き出し、生徒の未来を共に築く未来義塾です。
おはようございます、未来義塾の守田です。
中ノ坊公園の桜の花は、ここ数日で6分咲き。
愛知県公立高校入試発表から1週間。
今頃になってなんですが・・・
「ああ、合格したんだよなぁ」と
受験生1人1人の合格を淡い赤く白い蕾が、今か今かと青空の下で満開の花びらを咲かそうとしている姿と重ねながら実感しています。
これから期待と不安を抱きながら高校に進学する生徒達に伝えたい言葉があります。
「何者」でもない君たちが、「自身が何者であるか?」を問い始める第一歩が高校の3年間だと思う。
そこで大切なことが、
自分と異なるものに事あるごとに触れる機会を持つことだったり、時には異物を飲む込む勇気だったりします。
新しい出会いの中で、大いに意見をぶつけ合い、時には愛情を持って喧嘩してもいい。
納得できないことだってある。
人を大好きになる経験や振られて涙する夜を過ごすのもいい。
そうやって他者に揉まれ、弾じかれることで、自分は「何者」なのか?に気付くことができるようになる。
人は、厳しいだけだと傷ついてしまうし、優しいだけでは甘えてしまう生き物だ。
そのバランスこそが大切なのだ。
それから学びは、行動するから得られるものだということを忘れてはならない。
知ることは行うことだ。
イギリスの首相を務めたベンジャミン・ディズレーリーは
「いかなる教育も、逆境から学べるものには敵わない」と言っている。
だからどんどん何事でもいいから挑戦して欲しい。
失敗の無い高校生活などありえない。
失敗しない高校生なんて逆に信用できない。
人は苦しんで挫折することによって人間味ある人間に変えられて行くんです。
弱い者こそ強くなれる。
失敗した者こそ成長できる。
挑戦し苦しみ悩んだ者こそ、自分が「何者」なのかに早く気づき前進することができます。
君の新しい高校生活が、君を更に成長させる学びの場であります様に…
それから高校入学の前に、音楽や読書、そして名作といわれる映画などに触れておくといいですね。
個人的にお薦めの本は、
「モリー先生との火曜日」
スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボムは、偶然テレビで大学時代の恩師の姿を見かける。モリー先生は、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。16年ぶりの再会。モリーは幸せそうだった。動かなくなった体で人とふれあうことを楽しんでいる。「憐れむより、君が抱えている問題を話してくれないか」モリーは、ミッチに毎週火曜日をくれた。死の床で行われる授業に教科書はない。テーマは「人生の意味」について。
「夜と霧」
本書は、みずからユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇蹟的に生還したV.フランクルの「強制収容所における一心理学者の体験」(原題)である。
守田 智司
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