受験生,1人1人とじっくり話を聞く時間を持ちたいと思います!
おはようございます、未来義塾の守田です。昨日、自習室に来ている受験生達を見ていて、ふとこう思いました。「最近、彼らとゆっくり話をしていないなぁ」
もともと、塾の日常は、”教える”ことがメインであり、授業を通して彼らの学力向上を目指します。ですから、彼らと私との接点は、そのほとんどが授業です。
でも、授業だけでは、どうしても一方通行になっていまいます。授業が終り、1日を1人で振り返るとき、「今日は、アノ生徒と何を話したんだろう?」「挨拶はしたよなぁ、でも挨拶だけだったよなぁ」なんてことがよくあります。
想いは、言葉にして伝えなければ相手には伝わりません。
「ありがとう」「すみません」
たった一つの言葉が足りないために、人間関係がぎくしゃくしたり、たった一つの言葉を添えるだけで、お互いのことを深く理解することが出来ます。
自習室に来て、黙々と鉛筆を走らせている受験生達。小学生の授業が終り、中1生の授業が始まるわずか30分間の間。欠席連絡などが入る合間でもいいから、彼らとはなし、彼らの話を聞きたいと思いました。
「最近、聞いてあげれていない」という自分の心の余裕の無さを反省しつつ、今一番気になっている生徒から声を掛けます。
「心配しているよ」「大丈夫?」「困っていない」と私の思いを静かにゆっくり言葉にして伝えます。
そして、その後の彼らに投げかけた言葉の反動を待ちます。
「先生、数学を4にしたいんですけど、どうしたらいいですか?」
「○○高校に進学したいんだけど、志望校を変えるつもりはないけど、譲るつもりもないけど、不安です。」
ゆっくり話すと、丁寧に向き会うと生徒達は、必ず今の想いを私に語りかけてくれます。昨日は、3人としか話せませんでしたが、今日も1人1人と向き会うつもりです。
彼らのまっすぐな想いと、くじけそうな夢、ちっぽけな自信を全て抱えて私は歩んでいきたい。
時間をかけて、丁寧に彼らの言葉に耳を傾けます。どんなにAIが進化しようとも、人の心を育むことはできません。教育とは、「教え」+「育む」と書きます。
未来義塾は、教育を行う場所でありたいと思うのです。
蒲郡市 上ノ郷城跡 早朝に撮影
守田 智司
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