新刊レポ!「[小学生]これだけ!英単語360」塾長が実際に触れてみた、使ってみた!

 

今日は、先日國立先生からプレゼントしていただいた新刊、「[小学生]これだけ!英単語360」という教材について、私なりに実際に見て、触れて、使ってみて感じたことをお話ししたいと思います。

 

この本、パラパラっとめくった瞬間から「おお、これは…!」と思わず声が出てしまうような、何とも魅力的な教材なんです。

 

國立先生がどんな想いで作られたのか、どんなところが「他とは違う」のか、ちょっとワクワクしながらページをめくってみたんですが、いやぁ、これが本当に面白い!

 

塾で英語を教える私の目から見ても、使いやすさも工夫も満点。

 

しかも、小学生に「英単語を書けるようになる」ことをしっかり目標にしているところが特に素晴らしいなと思いました。

 

今日は、そんな教材の魅力を皆さんにご紹介しますね。

 

1. 小学生が英単語を“書ける”ようになる唯一の教材!

 

この本の最大の特徴は、小学生が英単語を「書ける」ようになることを目指している点です。「読める」「意味がわかる」は当たり前、この本はさらに「書ける」力を養う点が、私自身塾の先生としてすぐに魅力を感じた理由です。

 

なぜなら、中学校英語のスタートで「書く力」の不足が原因でつまずく子どもたちが非常に多い、という現場の課題に、この本が的確に応えているからです。

 

2021年に始まった新学習指導要領によって、中学校の英語は以前よりも格段に難しくなりました。たとえば、仮定法など高校内容の一部が中学校に組み込まれたり、中3で学ぶはずだった受け身や現在完了形が中2に移行し、英語の学びのスタート段階が従来よりも大幅に高度化しています。

確かに、小学校でも英語教育は行われていますが、実際の現場では、中学校英語との間に大きなギャップがあります。特に「書く力」に関してはその差が顕著。中学校に入学した直後からつまずく子どもが非常に多いのが現状です。

 

中学校英語では、単語を書けることが学習の基礎中の基礎。しかし、単語や簡単な英文を「言える」「意味がわかる」だけで、実際に「書ける」レベルに達していない小学生が非常に多いのが現実。このギャップが中1の早い段階で苦手意識につながり、その後の学習に大きな影響を及ぼします。

 

でもやっぱり、子ども自身が「単語を書ける」ということをゴールに据えた場合、この教材はその目標を達成するためにとても丁寧に作られています。小学生が1人でも取り組みやすいだけでなく、教える側にとっても「中学校に進んでも困らない書く力」をどのように身につけさせるかが非常にわかりやすく設計されているところが魅力です。

 

現場で指導している私から見ても、この本は中学校英語のスタートでつまずくことを防ぎ、スムーズに学習を進めるための力強いサポートになると感じています。

 

 

2. 手厚いサポートと便利な仕組み

 

さて、この本を手に取ってみて「これはいいな!」と思ったのが、手厚いサポートと便利な仕組みがしっかり整っていることなんですよね。やっぱり言語を学ぶ上で欠かせないのは「音声」です。単語の発音やイントネーションが正しく身につかなければ、せっかく覚えた単語も実際の会話で活かせません。

 

QRコードを使って音声データがすぐに再生できるので、発音練習がとっても手軽。しかも「書く練習」だけじゃなく、耳でもしっかり単語を覚えられる仕組みになっています。それからさらに素晴らしいのが、教材の使い方を解説する動画!お家の方が「どうやって進めたらいいの?」と思った時に、この動画を見ればすぐに使い方がわかります。塾の先生がそばにいなくても、まるで先生が横について教えてくれているような感覚で進められるんですよ。

 

 

あと、飯田先生が本書で語られていたのですが、取り組む量と時間設定が明確なのもポイントです。たとえば、1日2トピックなら18日間で1周、1日3トピック進めれば12日間で1周できる計算。冬休みや春休みを利用して無理なく進められるので、余裕を持って中学進学の準備ができます。「1日どのくらいやればいいのか?」っていう目安が示されていると、お家の方も安心ですよね。

 

音声で発音を確認し、動画で進め方を学びながら、効率的に取り組めるこの仕組み。まさに「手厚いサポート」のお手本です!これなら子どもたちも楽しく、スムーズに学習を進められると思いますよ。

 

3. 3ステップで覚えて忘れない!

この教材の魅力のひとつは、なんといってもこの 3ステップ暗記法 ですね!

 

英単語をただ覚えるだけじゃなく、「しっかり書けるようになる」「文法まで自然に身につく」仕組みが詰まっています。

 

順を追って進めることで、忘れにくい記憶として定着するんです。

 

まず ステップ1は、単語を読む・書く練習。これは基本中の基本ですよね。単語の意味を理解して、しっかり書けるようになるための土台を作ります。

ステップ2 では、単語を並び替えて文章を作る練習。このいわゆる「語順整序」という作業が、英語学習ではめちゃくちゃ大事なんですよね。

 

単語をただ暗記するだけじゃなくて、実際に並べて文章を作ることで、「この単語はこう使うんだ!」って感覚がつかめるんです。

 

文法も自然に身につくので、まさに一石二鳥!

 

そして最後は ステップ3:テストで確認!

 

どれだけ覚えたかをしっかりチェックします。このテスト、QRコードを使えば何度でも印刷できるので、繰り返し練習できるんですよ。

 

もう、「どんだけ~!」現場の気持ちが分かっているの?と思うぐらい至れり尽くせりのサポートです。

 

 

4.勉強法と英語指導のプロが共同制作!

この教材は、國立先生と飯田先生という、教育界で活躍する2人の先生が力を合わせて作られました。

• 國立先生は、具体的で実践的な勉強法を数々の本で紹介し、多くの中学生や保護者から支持されています。「國立式」と呼ばれるメソッドは、取り組みやすく、効果が出やすいと評判です。

• 飯田先生は、英語指導のスペシャリストで、NHKラジオ英語の大西教授にも支持された方。特に英語教育に関しては、東大や京大などの難関大学に多数の合格者を輩出している指導力を持っています。

この2人が、それぞれの得意分野を活かしながら作った教材なので、「わかりやすい」だけでなく「結果が出る」仕組みが詰まっています。

 

 

正直、この教材は私の塾でも使いたい!

 

最後にお伝えしたいのは、この「[小学生]これだけ!英単語360」が本当に素晴らしい教材だということ。正直に言いますと、私の塾でもぜひ正式な教材として使いたい!と心から思っています。

 

さらに言えば、中学校1年生で英語につまずいている生徒たちにも、この教材を使ってほしいですね。特に冬休みなどのまとまった時間を活用して、この教材で苦手科目を克服するきっかけを作ってほしいんです。

今、中学校英語で困っている子どもたちが本当に多いのが現状です。そんな子たちに「単語が書けるようになる」という成功体験を与えることができれば、自然と自信がつき、「自分にもできる!」という気持ちで英語に前向きに取り組めるようになるはず。この教材には、そういった前向きな変化を生む力があると確信しています。

 

また、今回國立先生と飯田先生がタッグを組んでこの教材を作られたことも、とても興味深いポイントです。國立先生はこれまで、具体的で実践的な勉強法を書籍として数多く発表されてきましたが、今回は「教材」という形で飯田先生とコラボ。英語指導のプロである飯田先生とともに、塾の現場を知るプロフェッショナルたちだからこそ作れた、まさに「痒いところに手が届く」内容に仕上がっています。

 

 

私たちが現場で「ここがもう少しこうだったら…」と思う部分が、この教材ではしっかり解決されています。本当に、予想を上回る完成度で、思わず嬉しくなってしまう一冊です。
英語が苦手な子どもたちがこの教材を通じて自信を取り戻し、英語学習に前向きに取り組めるようになる。そんな可能性を感じさせてくれる教材です。私の塾でも、ぜひ正式な教材として活用していきたいと思っています!

 

 

 

この写真は、國立先生との楽しい豊橋の夜を駅前で切り取った一枚です。ジャーマンビールを片手に笑い声が絶えない会話を楽しみ、そしてカラオケでは大いに盛り上がりました。國立先生、素敵な時間をありがとうございました!

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。