会話と対話が今の私には!

 

帰国し、今回の旅で娘と再会し、彼女とたくさんの話をすることができた。

 

日本にいるときにはなかなかできなかった深い話を、時間をかけて、じっくりと交わすことができたのだ。

 

この経験を通じて、私にとって今一番必要なのは、人と会い、直接話をすることだと痛感した。

 

これは単なる「会話」の域を超え、「生のつながり」を再確認するという意味で非常に重要なことだ。

 

しかし、なぜ今この「対話」がこれほどまでに大切だと感じたのか。

 

そこには、新型コロナウイルスの影響が大きく関わっている。

 

パンデミックの時期には、私たちはソーシャルディスタンスという言葉を合言葉に、物理的な距離を保ち、社会的な交流を避ける生活を送った。

 

あの時はそれが正しい選択であり、必要な措置であった。

 

だが、その影響はパンデミックが終息した今でも続いている。

 

多くの人が直接会うことを控え、ビデオ通話やソーシャルメディアを通じてデジタルなコミュニケーションに頼るようになってしまったのだ。

 

私自身もその影響を受け、人と会うことが以前ほど容易ではなくなり、その結果、社会的な孤立感や不安を感じることが多くなった。

 

事実、アメリカではパンデミック中の成人の不安や鬱の症状が、パンデミック前の3倍にも達したという報告がある​(SpringerLink)

 

社会的な活動の制限と、それに伴うストレスが、どれほど人々の心に負担を与えたかを物語っている。

 

人との接触が減ることが、私たちの心にどれほど大きな影響を与えたのかを改めて痛感させられる。

 

だからこそ、今こそ私は人と会い、対話を通じて「生のつながり」を再構築したいと考えている。

 

今、私の頭の中には2つの新しいプロジェクトの構想が浮かんでいる。

 

しかし、それを実現するためには、自分ひとりの考えに固執するのではなく、

 

他者との対話を通じてその考えを磨き上げ、より多くの人々に価値を感じてもらえるものにしていく必要がある。

 

対話は、単に意見を交換するだけではなく、お互いの考えを深め、ブラッシュアップしていくための重要なプロセスだ。

 

これから半年間、会いたい人々のリストを作成し、毎日のように誰かと会い、話をする機会を大切にしていこうと思う。

 

それこそが、私の新しいプロジェクトを現実の価値あるものへと変えていく、最短の道だと信じている。

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。