年齢なんて関係ない

 

 

渋沢栄一
渋沢栄一
四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ。

 

これは、2024年からは新一万円札の顔ともなる「近代日本経済の父」渋沢栄一の言葉ですね。

 

先日58歳の誕生日を迎えました私にとって、この言葉は、元気な大人の後半戦を応援する言葉に聞こえてきます。

 

もっといえば人生は、後半も前半も意識しなくてもよい、エイジレス。

 

つまり「年齢なんて関係ない」という考え方をした方がよいといっているのではなでしょうか。

 

なぜなら、40歳でも60歳みたいな人もいれば、60歳だけれでも40歳みたいな人もいる。

 

何が違うかといえば、その人が夢を持っているか否かの違いなんでしょう。

 

今、自分が58歳になり、どう60歳を迎えるのかを考えていましたし、

 

少し未来に対して不安を抱いていましたが、

 

渋沢栄一の言葉に触れて、迷いみたいなものが消え去りました。

 

自分が自分らしく生きること。

 

「年齢なんて関係ない」という生き方が実に今の自分にしっくりきます。

 

明治・大正時代までの平均寿命は44歳といわれ、「人生 40年時代」と呼ばれていました。

 

この時の元服が 15 歳。

 

その後、寿命が延びて、現代のような「人生100年時代」になると元服が同じ比率で考えると、45歳ということになったりするわけです。

 

 

 

 

日本人の平均年齢は、なんと48歳。

 

平均年齢が40代50代が中心の国では、新しいイノベーションが起きにくいと言われています。

 

なぜかというと・・・

 

新しいことを学ぼうとしない、考え方を変えない、昔の経験だけが頼り。

 

こうした頑固な態度はビジネスにおける障害となり、そういった社会では、時代を変える画期的な技術や社会変革は起きないというわけです。

 

発明王エジソンもこう言っています。

 

エジソン
エジソン
世の中の誰もが納得するような、常識的な考え方をしていたのでは、新しいものなど作り出せはしない。

 

 

 

年齢で、自分の立ち位置を決めてしまうことの危険性てあると思うんです。

 

60歳だから、

 

新しいことを学ばない。

 

新しいこと挑戦しない。

 

新しい場所を訪れない。

 

60歳だから、人生の最大の盛り上がりは終わったと考えるよりは、

 

60歳は、これからの時代の新しい「成人」と唱える藤原和博さんのように、

 

人生の最大の盛り上がりはこれからなんだと思うと、わくわくしてきませんか?

 

他人が、私を見て、守田さんはいくつなのだろう?

 

「えっ、58歳なの?」と実年齢よりも若く見てもらえれば、まぁまぁ合格なんでしょう。

 

もちろん、外見的な風貌ではなく、内面からかもし出される雰囲気みたいなものがポイントで・・・

 

自分が、未来に向かってわくわくしながら突っ走る。

 

大人が学ぶ姿こそが、子どもにとって最高の教材なんだよ!

 

それらを忘れてはいかんぞと、渋沢栄一の言葉からそんなことを思い起こさせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。