県内TOP校の「特色選抜」について解説してみた!岡崎高校「特色選抜」プレゼンテーション編❶

 

各高校共に、この時期にHPを通じて推薦選抜・特色選抜実施要項を発表しています。

 

そして、令和5年度から新しく推薦入試に導入されたのが「特色選抜」。

 

しかし、「特色選抜」自体は、全ての高校で実施されるわけではなく、

 

特色選抜を実施する学校・学科数は、77校1校舎 113学科

 

 

 

岡崎高校の「特色選抜」実施要項

 

 

印象としては、進学校よりも専門学科の高校が積極的にこの「特色選抜」を取り入れている印象があります。

 

実際に、三河学区の時習館、岡崎北、刈谷北、豊橋東、国府、豊丘、安城東

 

などの進学校では特色選抜は実施しません。

 

実施するのは岡崎・刈谷高校の二校のみ。

 

但し、両校の特色選抜の定員は募集人数の1~2%程度です。

 

では、今日のブログでは、その内の1つ愛知県の御三家の1つに数え挙げられている、

 

超進学校「岡崎高校」の特色選抜について実施要項を紐解いてみたいと思います。

 

詳細はこちらを参考に!

 

 

 

試験日と発表日

試験日:令和5年2月6日(月)

発表日令和5年2月8日(水)14時→ウェブページ及び掲示により合格者を発表し、中学校長を通じて本人に伝えられる。

 

MORITA先生
MORITA先生
今更ですが、やはり昨年より1ヵ月早く実施される推薦入試。発表も2月8日に実施されるのは、本当に早いですよね。受験した生徒は、卒業式の前に、合格が告げられるのは嬉しいと思いますし、ほっとできますよね。

 

 

定員

特色選抜の定員は、令和5年度募集人員の発表後に公表する。

なお、令和4年度募集人員に基づいて算定した場合は、5人程度までとなる。

MORITA先生
MORITA先生
やはり、全体の1%~2%といった狭き門になるんでしょうね。

 

 

特色選抜において本校普通科が求める生徒像

人文・社会・自然科学のうちいずれかの事象や課題、又は複数の学問分野にわたる事象や課題において、専門性の高い知識・技能を備えるとともに、自ら設定した課題に長期にわたって向き合い、本校が3年間を通じて実施する高度な探究活動(課題研究)を力強く牽引することができる生徒

 

 

出願に必要なものは以下の4つ

(1)「特色選抜入学願書」

(2)「調査書」

(3)「志望理由書」

(4)「プレゼンテーションの発表資料」

令和5年2月1日(水)及び同年2月2日(木)までに提出

MORITA先生
MORITA先生
気になるのは、この4つの中では、やはりプレゼンテーションの発表資料でしょうか?

 

 

プレゼンテーションの発表資料について

(1) A4判(縦置き片面印刷)2枚までとする。

(2) 発表資料の最初に、発表テーマと発表内容の概要を明記する。

また、発表資料の最後に、参考にした資料の出典を明記する。

(3) 文字数等の制限は設けないが、書画カメラで投影したときに見やすい発表資料を作成する。

 

MORITA先生
MORITA先生
発表のレジメは、A4用紙2枚までなので、予想以上に資料は多くないと思いましたし、パワーポイントではなく書画カメラを使うのも意外でした。
多分、パワーポイントだと派手だったり、凝り過ぎたものを作り込んでしまう可能性あるので、そこまで中学生に作成負担をかけない様にしているんだと思いました。また、書画カメラを使う時点で、事前に用意したA4判2枚をそのまま映し出すだけにしたのだと思います。
MORITA先生
MORITA先生
MORITA先生
MORITA先生
それよりも発表者の話、発表の仕方や熱意が込められているか?など視覚よりも話し方スキルを重点的に見る感じがしますね。
まぁ、中学生がパワポを作成時点から、自由に使いこなせるスキルがあるとも思えませんしね。
MORITA先生
MORITA先生

 

 

面接とプレゼンテーションの発表テーマ

個人面接→プレゼンテーション及びその内容を踏まえた質疑応答に引き続き実施する。

発表テーマ→人文・社会・自然科学のうちいずれかの事象や課題、又は複数の学問分野にわたる事象や課題について自ら設定したもの

発表時間→5分以内。その後引き続き、プレゼンテーションの内容を踏まえた15分程度の質疑応答を行う。

 

MORITA先生
MORITA先生
ポイントは、発表テーマを何にするか?そして、発表時間が5分間ということ。
5分間スピーチの文字数の目安は、おおよそ1500文字前後。5分という時間は意外に長く、ともすると内容によっては、審査員が退屈することもあります。スピーチの内容をいくつかのまとまりに分けるなど、スピーチの構成がポイントですね。ハードルがやはり高いですね。
MORITA先生
MORITA先生

 

以上、岡崎高校の「特色選抜」について、私なりに考察してみました。

 

この記事が受験生諸君そして、保護者の皆さんの何かのお役に立てれればと思います。

 

では、今日はこの辺で・・・

 

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。