御津高校から「御津あおば高校」へ校名変更! 多様な生徒を受け入れる インクルーシブな学校誕生に期待!

 

 

おはようございます。未来義塾の守田です。

 

昨日、愛知県教育委員会が来年4月から、県立御津高等学校(豊川市)と県立犬山南高等学校(犬山市)の校名を変更することを発表しましたね。

 

MORITA先生
MORITA先生
御津高校は、「御津あおば高校」

 

犬山南高校は、「犬山総合高校」

 

 

今日のブログでは、改編、校名変更される二校のうち、東三河にある「御津あおば高校」について現時点で分かっていることを私なりの解釈で紹介してみたいと思います。

 

2023 年度に御津高校は新再編校としてどのように生まれ変わるのか?

 

まずは、2022年まで、「普通科」+「国際教養科」の2つの科を統合し、新たに「全日制単位制」と「昼間定時制」を併置します。

 

 

 

「全日制単位制」と「昼間定時制」って何?

 

MORITA先生
MORITA先生
「全日制単位制」とは、学年による教育課程の区分を設けず、決められた単位を修得することで卒業の認定が行われる高校です。
「昼間定時制」とは授業時間を昼間の4時間とし、4年間で卒業することを標準とする高校のことです。
MORITA先生
MORITA先生

 

 

定員人数、クラス、対象者などを詳しく説明すると・・・

 

全日制単位制普通科は、

 

人数は3学級程度で、国際教養科の学習内容を引き継ぐクラスと普通科の学習内容を引き継ぐクラスに分かれています。

 

対象は、地域の一般の生徒、卓越した言語能力をもつ生徒、外国にルーツをもつ生徒や特別な支援が必要な生徒など

 

但し、クラスの枠を超えて受講可能なので、クラスや学習内容を生徒が自由に選択できる環境にありそうです。

 

 

昼間定時制は、

 

人数は20名程度。

 

日本語指導を必要とする生徒のクラスと不登校経験や長期療養を必要とする生徒のクラスがあります。

 

対象は、日本語指導が必要な生徒、不登校の経験がある生徒、長期療養を必要とする生徒など

 

 

 

 

MORITA先生
MORITA先生
ここまで資料をまとめていると、御津あおば高校は、従来の御津高校の国際教養科の多様性(ダイバーシティー)を尊重する教育とインクルーシブ(包み込むような/包摂的な)つまり、外国にルーツのある生徒や特別な支援が必要な生徒など、多様な生徒を受け入れる学校を目指していくのかなと思いました。
外国人の日本語の習得や不登校の状況に応じたきめ細かな指導を行うため、少人数制や単位を取りやすい措置を導入するみたいですね。そのための学年制単位制への改編と、昼間定時制の併置なのでしょう。
MORITA先生
MORITA先生

 

 

ここまで、ブログを書いていて、私はつい先日、参加したオンライン講演イベント

 

『子どもの幸福度世界一の国オランダで見た「教育」と「幸せを大切にする人たち」』で語られたオランダの教育と重なりました。

 

 

 

オランダは、昔から移民を受け入れる国として共生教育に力を入れてきました。

 

オランダの教育については、一度このブログでも詳しく取り上げていきたいと思っていますが・・・

 

御津あおば高校も同じように、多様な特性を有する生徒を幅広く受け入れ、多文化共生社会の実現・グローバルに活躍する人材育成を目指しているんだと思いましたね。

 

その分、これからの日本が抱える問題を解決していくそんな新しい学校モデルになるのではないかと期待しています。

 

そういった意味で、個人的には非常に興味を持っています。

 

そんなわけで、御津あおば高校については、引き続き新しい情報を集め、皆さんに届けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。