愛知県公立高校二次募集2022

 

3月18日は愛知県公立高校の合格発表でしたが、同時に合格者が募集人数に満たなかった高校で実施する二次選抜の募集人数も発表しました。

 

今回は、72校1校舎の100学科で、合計2,718人を募集。

 

下記に、過去5年間の募集人数の推移を掲載します。

 

 

二次募集の人数がいっきに増えたのは、2021年度。

 

2020年度と2021年度を比較してみるとなんと1,116人募集人員が増えています。

 

今年は、学級数は21年度より9校減りましたが、募集人数は42人増加。

 

 

現行の複合選抜制度が始まった1989年度以降、最多だった21年度を上回る人数となりました。

 

この数年コロナ禍にあり、少子化による受検者数の減少、そして私立高校授業料実質無料化などにより、公立高校でも人気校と不人気校との差がかなり広がっています。

 

また、定員割れが続いてる高校については、統廃合の計画が進んでいるようです。

 

二次選抜は23日に願書受付。

 

25日に入試実施。

 

28日に合格発表となります。

 

 

 

工科高校の定員割れが急増!

 

三河学区の工科高校の過去3年間の二次募集人数を見てみると・・・

 

工業離れが進んでいるのを感じます。

 

MORITA先生
MORITA先生
豊川工科高校は、令和2年度は二次募集が22名、令和3年度が35名、令和4年度が46人とこの3年間は増加傾向。

 

刈谷工科高校は、令和2年度は二次募集が0名、令和3年度が53名、令和4年度が23人。
MORITA先生
MORITA先生

 

MORITA先生
MORITA先生
岡崎工科高校は、令和2年度は二次募集が3名、令和3年度が12名、令和4年度が69人と過去最高人数。

 

この三河学区で定員割れしていない工科高校は、豊田工科高校と豊橋工科高校の2つだけではないでしょうか?

 

岡崎工科高校の定員割れのこの増加は正直ヤバイですよね。

 

これから、更に公立高校、私立高校共に人気のある高校とそうでない高校の格差は更に拡がっていくと思います。

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。