浅草キッド

 

劇団ひとりが監督・脚本を手がけた、Netflixオリジナル映画「浅草キッド」を先週見た。

 

最初のテレビ初出演でのタップダンスでフラッシュバックするシーン。

 

そして、ラストのフランス座を駆け抜けるカメラのワンカットシーン。

 

とても素敵で感動した。

 

昭和40年代の東京・浅草を舞台に、深見千三郎タケシの師匠と弟子っていう関係性も素敵だった。

 

「笑われんじゃねえぞ、笑わせんだよ!」

 

と言う 師匠の言葉を聞いて素直に、芸人ってカッコいいなぁと思った。

 

 

あらすじ

舞台は昭和40年代の浅草。大学を中退し、浅草フランス座に飛び込み、東八郎や萩本欽一ら数々の芸人を育ててきた・深見千三郎に弟子入りしたタケシ。舞台の上だけでなく日常生活においても芸人たる心構えを求める元、タケシは芸人としての成功を夢見て“笑い”の修行に励んでいたが、テレビの普及と共に演芸場に足を運ぶ人は減る一方…。お茶の間を席巻した大人気芸人を数々育てながら、自身はテレビに出演することがほぼ無かったことから「幻の浅草芸人」と呼ばれた師匠・深見との日々、個性と才能に溢れる仲間たちとの出会い、そして芸人・ビートたけしが誕生するまでを描いた青春映画

 

 

 

 

浅草キッド / ビートたけし

 

お前と逢った 仲見世の

 

煮込みしかない くじら屋で

 

夢を語った 酎ハイの

 

泡に弾けた 約束は

 

明かりの消えた 浅草の

 

こたつひとつの アパートで

 

同じ背広を 初めて買って

 

同じ形の 蝶タイつくり

 

同じ靴まで 買う金は無く

 

いつも笑いの ネタにした

 

いつか売れると 信じてた

 

客がふたりの 演芸場で

 

夢を託した 100円を

 

投げて真面目に おがんでる

 

顔に浮かんだ 幼な子の

 

無垢な心に また惚れて

 

ひとり訪ねた アパートで

 

グラス傾け 懐かしむ

 

そんな時代も あったねと

 

笑う背中が 揺れている

 

夢は捨てたと 言わないで

 

他にあて無き ふたりなのに

 

夢は捨てたと 言わないで

 

他に道無き ふたりなのに

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。