塾日誌0816
おはようございます、子供達のやる気を引き出し、彼らと未来を共に歩む未来義塾の守田です。
お盆の期間は、毎年8月13日(迎え火=盆の入り)から8月16日まで。
従って今日は(送り火=盆明け)となります。
私も市内にある両家のお墓参りに昨日行ってきました。
今年は親族や親友の新盆となり、その分、故人への想いを手を合わせ唱える時間を持てたことは、随分心が整理されたというか、スッキリしました。
「新盆(初盆)」とは故人が亡くなった後、初めて迎えるお盆のことですが、「新盆」は地域によって「にいぼん」「あらぼん」、または「しんぼん」と読むそうですね。
墓前に手を合わせながら、
「身近な人がなくなるとはということは、自分自身が薄まるというこなんだろうと・・・・」
以前、読んだ森村誠一氏の「老いる意味」の一節が頭に浮かんできました。
私たち人間は、1日、1日の記憶を紡いで生きていくものだと思うんです。
苦楽を共にし歩み、その記憶を共有していた、大切にしていた人が先に旅立つことは、まさに自分自身が薄まっていくことに他ならないと・・・
そして同時に、こんな気持ちにもなりました。
「大切にしていた人は、私の記憶の中で生き続けている。」
「だから、忘れちゃいけない。」
「忘れないことが一番の報いになるんだ。だから生かされる限り、精一杯生き続ける。」と・・・
薄まるのか?
薄めないようにするのか?
それも自分次第なんだなぁと思うのです。
あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日。
この言葉は、韓国で160万部以上売れた白血病を題材にしたベストセラー小説『カシコギ』に書かれている言葉です。
なんとなく生きることが当り前で、与えられた「現在」というかけがいのない時間を無駄にしていないだろうか?
私たちは、生まれた境遇は選択できないが、生き方は選択できるのですから。
さて、明日から授業が再開します。
全県模試、休み明けテスト、そして前期期末テストに向けての準備を始めていきます。
守田 智司
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