2021大学入学共通テスト「リスニングが激変」

 

 

「個別指導」「小集団指導」そして、「オンライン授業」の良さを取り入れ、子供達のセルフエスティームを高め、やる気を引き出し、生徒の未来を共に築く未来義塾です。

 

おはようございます、未来義塾の守田です。

 

MORITA先生
MORITA先生
2021年の大学入試は、コロナ禍にあってセンター試験に変わり、初めて大学入学共通テストが実施された年でした。そういった中、何がどう変わったのでしょうか?

 

昨夜も、今年大学に入学したアルバイト講師に、彼女の受験体験を聞きました。
MORITA先生
MORITA先生

 

アルバイト講師
アルバイト講師
共通テストの英語は、自分の予想以上に形式が変わっていて、それまで準備してきた勉強では対応しきれず、思うような点を取ることができませんでした。

 

 

その話を聞いて、共通テストについてそして、「2021年の大学入試を振り返って」ポイントとなることを調べ、このブログで何回かに分けて皆さんにわかりやすくお伝えできればと思います。

 

まず、第1回はその共通テストで激変した英語リスニングついてです。

 

 

 

 

配点比率で大きく変わった英語リスニング

 

リーディング(比率)リスニング(比率)
2020年度まで80%20%
2021年度から50%50%

 

共通テストは全教科、実用的な問題が増加する中、激変したのは英語のリスニングでした。

 

英語は、リスニングの比率が 20%⇒50% 増加

 

配点でいけば、リーディング200点→100点  リスニング50点→100点

 

計200点(リスニングの比重が増えた)

 

では、比率が20%から50%まで増えたリスニングについての特徴についてみていきましょう。

 

 

 

リスニングの特徴

 

 

実際に受験したアルバイト講師も、模試や練習していた過去問と比較して、問題によっては、読み上げスピードが速いものや後半の大問から1回読みの設問が多いため、聞き漏らしに注意しないといけないと言っていました。

 

あと、アメリカ英語以外、つまりイギリス英語や非英語圏の英語発音なども混じり出題されたそうです。

 

普段から英語を聞くことに慣れていないと難しいですね。

 

 

 

注意すべきポイント2つ

・配点が増えた分、問題数が大幅増加し、第3問以降の音声は1回しか流れない。

・円グラフや表の空欄を埋める問題、ミュージカルに関する4人の評から条件に合うものを選ぶ問題などいろんなジャンルや形式で出題されているので、多様な素材に触れておく必要がある。

 

 

 

リスニング練習は高1から始めよう!

 

共通テストの英語の配点の半分は、リスニングなのですから高1からリスニング力を付けていくことが重要になります。長文読解と同じように、高1から対策を始めていきましょう。

 

以下にリスニングの対策について6つのポイントを示しておきます。

 

リスニングの対策6つのポイント

(1)「1回読み」と「2回読み」が混在するので、模擬試験を受験し実戦的な問題に取り組み、形式に慣れておく。

(2)イギリス英語や非英語圏の英語発音も登場するので多様な音声にも触れておく。

(3)スクリプト(読み上げ文)をすぐには見ず、同じ音声を何度も繰り返し聞く。

(4)聞き取れない音があったら特に意識して何度も聞く。

(5)単語を学習する時に、口に出して発音する。いわゆる「音声」と合わせて覚える。

(6)円グラフや表の空欄を埋める問題などもあるので、聞いたこととを書き取るディクテーションの訓練をするといい。

 

 

今日は「2021年の大学入試を振り返って」の第1回として、共通テストで激変した英語のリスニングについてお伝えしました。

 

まだまだ、お伝えしたい「浪人生減」、コロナの影響で「地元志向」、「私立全体で志願者数前年比12%減」などをこのブログでわかりやすく紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。