令和3年度 愛知県公立高校一般入試の志願者数・倍率発表【三河学区】

「個別指導」「小集団指導」そして、「オンライン授業」の良さを取り入れ、子供達のやる気を引き出し、彼らの未来を共に築く未来義塾の守田です。

 

今日のブログは、今朝中日新聞に掲載された、愛知県公立高校入試の倍率について紹介します。

 

新聞では「公立高倍率 1.74倍」と見出しで掲載されていましたね。

 

愛知県教育委員会は、2021年度公立高校入試の願書受付を締め切り、昨日の21時に志願者状況をHPで公表しました。

 

募集人員41,343人に対して、第1志望者が40,961人。

 

第2志願者数を含めた志願者総数は、72,056人で全体の倍率は1,74倍。

 

ちなみに第1志願者のうち、推薦入試に出願したのは、9,850人。

 

さて、早速三河学区の各高校締め切り倍率をみていきましょう。

 

 

 

 

締切倍率(2021年度)

蒲郡市近隣校を中心に掲載

 

 

Aグループ(普通科)

高校名1回倍率2回倍率締切倍率昨年最終倍率
岡崎高校1.791.661.531.47
岡崎西高校3.042.462.222.04
刈谷高校2.221.891.621.83
安城高校3.973.602.902.77
豊丘高校4.063.282.863.02
国府高校2.712.322.052.28
御津高校2.912.842.632.32

 

岡崎高校は、昨年度の第1志願者数が563名でしたが、本年度は584名と志願者数が20名程度増えている。ここ3年間では、一番高い倍率だ。

 

多分、岡崎高校を第1志望、滑り止めを時習館高校のパターンが増加していると思われる。

 

岡崎西高校の倍率増加は、岡崎ー岡崎北、岡崎北ー岡崎西の掛け合わせの影響だろうと思います。

 

刈谷高校は、昨年度の第1志願者数が690名で、本年度は617名と志願者数が70名程度減。

 

その分、倍率も若干下降。

 

豊丘高校は、昨年に比べれると下降気味。但し、第1希望者数は増加し、第2希望者数は昨年度と比べると減少している。

 

これは、掛け合わせで、豊橋東高校を第1志望としている生徒が減少しているのが理由だと考えられる。

 

あと、御津高校は定員を120名から80名に変更。当然1クラス減となれば倍率は上昇する。

 

 

Aグループ(専門学科)

高校名1回倍率2回倍率締切倍率昨年最終倍率
岡崎商業高校1.941.591.291.30
豊橋商業高校1.651.531.371.21
蒲郡高校2.392.031.681.91
豊橋工科(ロ・機・電)2.732.081.67
豊橋工科(建・都)1.751.551.28
御津(国際)1.381.281.201.43
宝陵(看護)2.151.531.031.40

 

豊橋商業高校は、定員を280名から240名に変更したが、昨年度の第1志願者数が254名、本年度は247名と微減となっている。

 

豊橋商業高校の人気に陰りが昨年辺りからで見え始めている。

 

蒲郡高校の倍率が下降。

 

昨年の第1希望者数が255名だったが、本年度は215名と40名も減少している。

 

個人的な意見だが、蒲郡東・蒲郡高校希望者が私立高校受験へと移行したように思われる。

 

 

 

 

Bグループ(普通科)

高校名1回倍率2回倍率締切倍率昨年最終倍率
小坂井高校3.773.002.542.79
蒲郡東高校1.661.841.731.70
岡崎北高校2.632.131.932.03
幸田高校1.481.401.531.83
刈谷北高校3.292.581.852.24
安城東高校1.411.311.381.44
西尾高校2.051.871.631.59
時習館高校1.781.681.511.50
豊橋東高校1.921.501.331.57

 

蒲郡東高校は、定員を200名から160名に減らしたが、昨年度の第1志願者数が151名、本年度は143名と微減となっており、今年も定員割れの可能性がある。

 

幸田高校は、定員割れの可能性が高いですね。

 

刈谷北は、倍率が下降しました。昨年度の第1志願者数が390名、本年度は321名と約70名の減少。

 

但し、第2志願者数は、270名と多いことをお忘れなく。

 

豊橋東高校は、倍率が下降しましたね。

 

昨年度の第1志願者数が472名、本年度は404名と約70名の減少しています。

 

この流れの玉突きが豊丘高校の倍率下降にも影響していると思います。

 

時習館高校は、倍率は昨年と同じですが、昨年度の第1志願者数が406名、本年度は387名と19名の減少しています。

 

逆に、昨年度の第2志願者数が75名、本年度は95名と20名も増加しています。

 

これは先ほど、岡崎高校の倍率増加の理由して挙げた、第1を岡崎とし、第2を時習館とする生徒が増えているのではないかと考えるからです。

 

 

 

 

Bグループ(専門学科)

高校名1回倍率2回倍率締切倍率昨年最終倍率
岡崎東高校2.962.231.781.73
岡崎工科(機・電)2.491.811.45
岡崎工科(都市)1.751.551.25
岡崎工科(環・情)1.361.361.29
刈谷北(国際)1.181.201.481.53
豊橋西(総合)3.022.521.982.13
三谷水産(海科)1.551.581.701.15
三谷水産(情報)1.081.331.401.53
三谷水産(海資)2.802.401.901.70
三谷水産(食品)1.931.681.381.33

 

豊橋西高校(総合)の倍率が下降。200人の定員に対して、第1希望者人数が122人と少なく、定員割れになる可能性が高いですね。

 

三谷水産高校に関しては、海洋資源科と海洋科学の倍率が上昇。

 

特に海洋資源科の第1希望者数が定員40名に足して、第1希望者が63名と高倍率となっている。

 

以上です。気になったところに色をつけておきました。赤がUP、青がDOWNです。

 

それでは、今日はこの辺で!

 

少しでも、受験生諸君、そして受験生をお持ちのご家庭の皆さんに役立つ情報を発信できればと思います!

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。