握りしめる鉛筆のカリカリというノートに刻む音だけが聞こえる高校生達の勉強会!
昨日の期末テストに向けた勉強会で、自習室で寡黙に勉強している生徒達を見ていて、心の中で「頑張れ!」と何度もつぶや見守っていました。
そこには、吐く息の音も聞こえないほど緊張感に満ちていて、私語もなく、握りしめる鉛筆のカリカリというノートに刻む音だけが自習室で響くのです。
緊張感と集中力は、親密な関係で、身じろぎもせず、一心に鉛筆を走らせる高校生達には、唯々頭が下がる想いです。
私は、目標を持って頑張っている人間が好きです。
夢に向かい、それを成し遂げるために寡黙に努力している姿は、目に見えないが大きな力を感じさせてくれます。
人が自分の志を成し遂げようとする時、 最初のスタートは、想いから始まります。
人によって大輪の花を描く人もいれば、道端に咲く一輪の花を描く人もいます。
でも、自分だけの花を咲かせたいと誰もが思うのです。
この思いが強く、熱いほど自分の描く花に近づけるのではないでしょうか。
そして、その想いを行動に移すことで、自分の描いた花は、より明確なものとなり、夢に近づくための更なる原動力となります。
自分の心に宿した目標という芽は、簡単には実をつけることはできません。
毎日水をやり、さんさんと輝く太陽の陽にあて、時には肥料を与えなければなりません。
夢を実現するために、行動することが大切。
しかし、それは一時的なものではなく、手間隙をかけ継続していくことが大切なんだと思うのです。
昨日の勉強会で、高校生達が机に向かい高校に入学して初めて出る内申点に向けて頑張っている姿を見てエマーソンの言葉を思い出しました。
想いは、花であり、
言葉は芽であり、
行動はその後に実をつける
ラルフ・ワイド・エマーソン
守田 智司
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