大学入試改革① 大学入学共通テストについて

2019年1月28日(月)の中日新聞朝刊の一面に「私大難化 受験生翻弄」という見出しが飛び込んできました。今、保護者の方々が経験してきた、大学入試が大きく変わろうとしています。

 

今日のブログでは、皆さんに分りやすく現時点で分っている大学入試改革についてお伝えしていこうと思います。

 

皆さんご存知のように、2020年度実施から、大学入試センター試験から大学入学共通テストに変わります。(現在高校1年生から対象)

 

 

 

なぜ2021年1月から共通テストが導入されるのか?

それは、国際化、情報化など社会構造の急速な進展に直面している今、少子高齢化で人材の質を高めていかないと社会の発展が望めないからです。

 

こうした観点から「まずは大学入試を変えれば、日本の教育は変わる!」と大学入試改革は進められてきました。

 

簡単に言えば、「グローバル社会に通用する人材をどう育てるか?この問題を解決させるために、まずは2020年度に向けて大学入試改革を進めていきましょう!」というものです。

 

ベネッセ教育情報サイトの動画が分りやすいので紹介したいと思います!

 

 

 

センター試験から共通テストへの大きな変更点がつあります。

 

1つ目は、今までセンター試験になかった、表現力や思考力、判断力を問う問題をベースにした記述式問題の導入。

 

2つ目は、英語で「読む」「聞く」の2技能の評価に留まっていたセンター試験から、英語のコミュニケーション能力を重視する観点から4技能(読む・聞く・話す・書く)で評価することが検討されています。

 

しかし、大規模な共通テストで、一斉に「話す」「書く」に関する試験を実施するのは非常に困難です。そこで、すでに4技能評価を行っている民間の資格や検定試験を活用することが提示されています。

 

※現在の小6以降の大学入試からは、共通テストの英語は一切使わず外部検定試験のみになる可能性があります。

 

簡単にまとめてみると、

大学側は、共通テストで知識の深い理解と思考力・判断力・表現力を一層重視したテストに転換し、総合的な記述式問題も含めた2次試験を行い、民間の英語の資格・検定試験のスコアも取り入れていく。そんなイメージだと思います。

 

 

 

じゃ、具体的にどのような問題が題されるの?

2020年度から始まる大学入学共通テストで一番変わるのは、国語と数学で3問ずつ記述式の問題が入ることです。

 

昨年11月に全国の高校2,3年生約8万4千人を対象に実施された2回目のプレテスト。このプレテストを詳しく知ることで、本番の共通テストでどのような問題が出題されるかを予想できるはずです。

 

下記に大学入試センターのHPからプレテスト問題を閲覧できるブログカードを貼り付けておきます。興味のある方は覗いてみて下さい。

 

 

 

プレテストでは、センター試験よりもどの科目でも問題量が増え、科目を問わず、多くの資料、絵や図、グラフが多数登場し、それらの資料から情報を読み解かせ、どの情報が答えに必要なのかを判断させる問題が出題されています。

 

また、センター試験では、マークシート式ですから、答えを1つ選ぶ問題のみでしたが、2つ以上の正答がある問題など工夫を凝らした問題も出題されています。

 

英語だけ見ると、これまでセンター試験ではリスニング50点、筆記200点という配点ですが、このプレテストでは、リスニングの配点が100点、筆記も(80分)100点でした。

 

そうすると、共通テストもこのプレテストと同じ配点になると考えると、リスニング力をより重視されるテストになるのかもしれません。

 

 

英語民間試験に関しては、大学によって対応が別れます。

 

東京大学、京都大学、名古屋大学などの国立大学は民間試験を必須としない方針を相次いで表明しましたね。でも、出願の際には、英語力の国際基準「CEFR」(セファール)を使ったレベルの証明が必要、といった条件を付けた大学も多いですね。

 

 

でも、福島大や広島大は民間試験の利用を明確に打ち出していますよね。この辺の大学によって対応の違いについてもまた、紹介できればと思います。

 

私大の難化、2020年度の大学入学共通テストなど、大きく大学入試が変わろうとする今。正しい情報と詳しい情報を塾生と保護者皆様には、説明会や父母面談などで今後しっかりお伝えできればと思います。

 

また、大きく変わろうとしている大学入試に対応すべく、新年度から塾生限定の未来義塾高校生部がスタートします。詳しい内容については、随時お伝えしていきます。ご期待下さい。

 

それでは、今日はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。