まっすぐな道でさみしい
おはようございます、未来義塾の守田です。最近、スーツを毎日着ています。1か月前までは、ネクタイも締めず、ラフな服装で授業をしていました。
そんな私が、なぜ突然スーツを毎日着るようになったかというと、端的に言えば、自分の目指す目標が高くなったから・・・・
更なる高みを目指すようになったら自然と着る服も変わったということだと思っています。よく言うでしょう。「襟を正す」って、それまでの態度を改めて、気持ちを引き締めるために、そうするべきだと思ったんですね。
これは自分にとって良い転機だと思い、スーツも新調しました。いいスーツを買いましたよ。(笑)
「良い塾を作りたい。」その想いが更に強く増しています。そんな想いにさせてくれた出会いが、上江洲先生が主催される進学塾SORAセミナーでした。
詳しくは、こちらのブログ記事をお読み下さい。↓
さて、話は変わりますが、最近歩くことが、さらに好きになっています。ちょくちょく、早起きをしてカメラを持って散歩には出掛けています。
知っている道よりも、知らない道を歩くのが好きです。実は、奈良で実施された進学塾SORAのセミナーでは、午後から開催される4時間前に現地に到着して、3時間程街中を歩きました。
今まで降りたったことのない街の中で、知らない道を歩くことは本当に刺激的です。
「まっすぐな道でさみしい」
この句を作った自由律俳句の俳人、種田 山頭火の言葉が知らない道を歩き出すときに胸の内に湧き上がってきます。
世間体やら名声やら評価やら、そんなものをすべて捨て去って歩き続けた、山頭火がどんな想いで歩き続けたのかは、わかりませんが、私は、まっすぐで、平坦な道をただ歩くのは面白いとは思いません。
『クレイジージャーニー』に出演して一躍有名になった永瀬忠志さんは。リヤカーを引きながら徒歩で旅を続け、アフリカ大陸~サハラ砂漠横断や南アメリカ大陸縦断(8800km)など、その距離は実に地球一周分以上。
そんな“リヤカーマン”こと永瀬さんが、過酷な旅を選ぶ理由を語った印象的な一言が
「終わった時に心に残るのはキツかった所なんですよ」
歳を重ねてきて、歩く事を重ねてきて、永瀬さんの語る言葉が、だんだん分ってきた気がします。若い頃は、まっすぐな道ばかりを楽して歩むことばかりを人生でもしてきました。
でも、そうすると降り返ったときに何も残っていないんですよね。自己成長を全く感じることが出来なかったんです。でも、今は違うんです。少しでも高みを目指したいって。
その高みを目指すために、曲がりくねった道を歩まなければならないのなら、迷わずその道を歩んでいきたいと思うんですね。そして、そんな道に出会えてラッキーだと思えるようになってきました。
だって、どれぐらいかかるかわからいけど、自分の目指した高みから振り返った、曲がりくねった道を一望できる瞬間に立ち会えるのだから。
The Long And Winding Road
守田 智司
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