言い過ぎないことの大切さ

おはようございます、未来義塾の守田です。今日は、先日、御父母から相談を受けたときにアドバイスしたことをブログに掲載したいと思います。
ご相談された内容というのが・・・・
「どうしても、なかなか勉強に取りかからない、何をするのもダラダラしてやることが遅い息子に、どうしても言い過ぎてしまい、後からそのことについて後悔をしていしまう。どうしたらいいでしょうか?」
というものでした。
私がその御父母にアドバイスした内容を下記に綴ります。
かわいがるだけでは人は育ちません。だからといって、言い過ぎてもいけない。どうしても、我が子ののためにと思うと熱くなり言葉が過多になってしまいます。
しかし、気が付くと、「子供のために言っているのか?」「自分のために言っているのか?」時として、その穴に落ちてしまうことはないでしょうか?
ついつい言い過ぎてしまうと、突きつけた言葉が子供の心のコップから溢れだし、最後には、コップそのものが下を向き始め、言葉を受け付けなくなってしまいます。
これでは意味がありません。
相手が反省したり、考えたりする機会を奪ってはダメです。言葉は、響いてこそ意味があります。
きちんと説明して、納得させないといけません。それは、むしろ大人に説明する時よりも、慎重に、そして丁寧に行うべきことだと思います。
ただ、精神的成長の度合いというのもありますので、説明しても子供に理解出来ないときもあります。その時は、短く、厳しく、後に引かないように叱ることが大切だと思います。
注意する時、叱るときは、子供の心のコップに言葉が溢れていないか?をイメージして下さい。そして、心のコップがどちら向きになっているか?を考えて言葉を発してみるようにして下さい。
それから、最後に、言い過ぎたと思った時は、しばらくしてからでいいので、お子さんと「体温のある会話」をしてみて下さい。
言葉は、人を傷つける道具にもなり、人を救う道具にもなり得ます。
子供が変わる瞬間というのは、意外と叱った後に語りかける、言葉の温もりを感じる言葉に触れたときではないでしょうか?
少しでも、御父母の皆様の子育ての参考になればと思います。

守田 智司

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