未来義塾の最終目標は、生徒達に自主学習の姿勢を身につけさせることです。

 

決まった時間に机にむかい、自分で決めた課題にとりくむ。

 

毎日のコツコツを身につけた子、つまり自立心を手に入れた子は、その後、人生で何があっても容易には崩れないものです。

 

決められたことを、こなすのではなく決めたことを、こなす!

 

しかし、この毎日コツコツ取り組むことが出来ない子が最近増えてきています。

 

人生100年時代という超長寿社会に突入し、2050年には80歳以上が人口に占める割合が18%(5人に1人)になると予想され、先進国で生まれた子供は、100歳以上まで生きる確率が50%以上といわれています。

 

まさに、生涯現役社会、生涯共働き時代を向かえ、日本は成長社会から成熟社会へと猛スピードで加速しています。

 

成熟社会の特徴は、あらゆるものが多様化し、複雑化し、変化しやすくなることです。

 

そして、今、新型コロナウイルスの登場で、社会は停滞し、教育現場は混乱しています。

 

 

こういった不透明で、混沌とした時代を子供達が乗り越えていくために養っていかなければならない力とは何でしょうか?

 

私は、自学力に他ならないと考えています。

 

「自学力」とは、自ら目標を立てて、主体的に学ぶ力であり、自らを律し、問題の解決や解明を図る自主的な学習力を意味しています。

 

では、その自学力を養うためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

 

自学ノート

 

 

自学力を養うためには、やはり地味なことですが、毎日、コツコツ勉強することが大切だと思います。

 

しかし、大人でも毎日コツコツ努力を積み上げていくことは相当の覚悟がいります。

 

ましてや自立していない、小学生や中学生には、毎日机に向かいコツコツ勉強することを定着させることは難しいものです。

 

だから、親が「勉強しなさい」なんてガミガミ言ったとしても、なかなか行動に移せるものでもありません。

 

叱るだけでもダメ。

 

褒めるだけでもダメ。

 

背中を見せるだけでもダメ。

 

だから本当に子育てなんてものは、やっかいなものです。

 

しかし未来義塾は、その厄介なことに真正面に向き合っています。

 

 

 

未来義塾(中学部)の生徒は、家庭で、今日学校で学んだことを復習し、明日学校で学ぶことを予習するための「自学ノート」が義務付けられています。

 

基本、毎日大学ノート1ページ、予習や復習をしてくることになります。

 

自学ノートは、ただやらせるだけではなく、週1回授業前に集め、同時に先週集めた自学ノートを返却します。

 

返却の際は、一人ひとりのノートにコメントを記入したり、勉強法やテストのやり直し、ノートの書き方などの具体的なアドバイスをして返却します。

 

1人で毎日机に向かいコツコツ勉強することを定着させることは難しいものですが、大切なのはいかにそれを管理していくかが重要だと思います。

 

 

 

 

毎日、生徒達の自学ノートにコメント書きしながら、改めて、生徒1人1人のノートに書いてある字をよく見ます。

 

どれだけ、インターネットの時代になっても、SNS全盛でも、パソコンやケータイのフォントじゃなくて、彼らの肉筆を見ることが大切だと感じています。

 

ちゃんとした字を書いてる子は、学力向上していきます。

 

上手くなくていいんです。

 

綺麗じゃなくてもいいんです。

 

丁寧な字が書けてる子は、伸びていきます。

 

これが、雑になったり、作業になったりすると、微妙な揺らぎみたいな、落ち着かず、その子の状態が良くない兆しとして現れるものです。

 

塾の先生という仕事は、考えてみればずいぶん特殊なものだと思います。

 

仕事として向き合うものは、書類でもなければパソコンでもありません。

 

考えてみれば、各家庭からお預かりしている子どもたちと来る日も来る日も一人で向き合うのが先生の仕事なんです。

 

未来義塾は、授業で、そして自学ノートで、生徒達の自学力を養ってまいります。